11月2日(土)は、朝から辺野古へ。オール沖縄会議主催の辺野古大行動に参加した。選挙が終わったこともあり、久しぶりに750名ほどの人たちが集まった。
特に目だったのは、若い人たちが多く参加してくれていることだ。また、本土からの参加者も多い。この日も、東京、静岡等からの古い友人たちと会った。
衆院選で勝利した沖縄選出野党国会議員団「うりずんの会」の3名の議員らの挨拶に会場は盛り上がった。他にも、「決してあきらめない、辺野古にはあくまでも反対」との決意表明が続いた。
しかし、「頑張ろう!」だけでは辺野古は止まらない。今の困難な状況の中で、辺野古を止めるための具体的な行動提起が何よりも求められている。そのようなことをじっくりと話し合える場が作れればいいのだが。
(駒込武京大院教授(右))
那覇に戻り、夕刻からジュンク堂での駒込武京大院教授の新著『台湾と沖縄 -- 帝国の間からの問い』のトークイベントに参加した。
駒込武さんは、私が京都にいた頃、主に教育問題についての市民運動に積極的に参加され、いろいろと教えていただいた方だ。それこそ20年ぶりぐらいの再会が嬉しい。
駒込武さんのお話しの内容は、「台湾有事」論の地平を超えて、台湾や沖縄の歴史と現在から発する問いかけに耳を傾けようというもの。夜の交流会にも参加させてもらったが、今までほとんど関わりを持つことができなかった方々との話に多くのことを学び、刺激的なひと時だった。