6月1日(水)、今日から水曜日にも嘉手納基地第1ゲート前での抗議行動が始まった。昨日のブログでも説明したが、米軍は、抗議行動のある水曜日と金曜日は、午前6時半から抗議行動が終わるまで、第1ゲートから車を出さず、第5ゲートを使うように指示を出した。
ところが、始めのうちは第1ゲートから出てくる米軍車両は無かったが、そのうち、かなりの車が出てくるようになった。皆で、米軍車両の前に立ち塞がり、「ここから出るな!」と抗議する。すぐに警察官らが駆けつけてきて規制を始めた。
「米軍の指示に従わない車両に抗議しているのに、何故、警察がそうした指示に従わない車両のサポートをするのだ」と強く抗議する。やがて、基地の中から機動隊員まで出てきた。
(「危険な米兵は外に出さない」とUさんが、一人ゲート前に座り込んだ)
ところが、気がつくとこれらの機動隊員らは腰に拳銃を装着しているではないか。「何故、県民の抗議行動に拳銃を携行しているのだ! 強制排除のもみ合いの中で、もし、トラブルがあったらどうするのだ! 危険ではないか、中に戻って拳銃を置いてこい!」と抗議する。シュワブ基地ゲート前でも、機動隊員らが拳銃を携行したことはないはずだ。
今日、ゲート前で警察官らは、「通行の妨害をしないで下さい」と言いながら抗議する県民を規制した。警察官らは交通整理に従事していたのだ。ところが、「警察官等拳銃使用及び取扱規定」では、「交通整理、雑踏警備」などでは拳銃を携行しないとされている。60代、70代の県民が、何も手にもたずに米兵らの車に抗議しているだけにもかかわらず、何故、機動隊員らに拳銃を携行したまま県民の強制排除をさせたのか、この問題はとことん追及していきたい。
(拳銃を携行している機動隊員)
(ゲートに入ってくる米軍車両を止め、抗議する人たちも)
(やがて、たった一人座り込んでいたUさんも、警察により無理やり排除された)
我々の抗議行動中も、凄まじい爆音をたてて米軍機が飛び立っていった。
午前9時、嘉手納での抗議行動を終え辺野古に向かった。午後、海上行動のメンバーらの会議。この間、大きな問題になっている海上警備業務の問題点等や、今後の取組み等について話し合う。