(カライマンのバイオガス施設) (ソルソゴンのバイオガス施設)
17日(火)は、カライマン、ソルソゴンのバイオガス施設を見にいった。
ソルソゴンの施設は、2005年、カライマンの施設は、2006年から稼働している。いろんな問題を抱えているが、もう7年にもなるのだから、一応の責任は果たしたというべきだろう。カライマンの施設でのデイケアー活動は夏休みでお休み中だったが、ソルソゴンでは4月~5月も続けているので、ちょうど子どもたちへのおやつ支給(栄養補充)事業の様子を見ることができた。これも京都サマール友好協会の事業の一つだ。
その後、ソルソゴンの前村長・ナナイさんを訪ねた。話には聞いていたが、会って驚いた。顔の右側が腫瘍で大きく腫れて、右目も引きつってしまっている。皮膚癌のステージ2とのこと。痛みもあるらしい。昨年の8月、80歳の誕生日を祝った後、突然、発症したという。
ナナイさんは、ソルソゴンの前村長。私がお世話になるようになったのは2000年頃からだが、その後、学生たちのグループのワークキャンプの世話を、本当に親身になってしていただいてきた。大地主で、お金持ちなのだが、今もニッパ椰子の家に住み、質素な暮らしをされている。
なんとか回復されることを願うばかりだ。
夕刻、カルバヨグに戻り、ビリアスさんの家に行く。ビリアスさんにも、もう18年も前からお世話になっている。90年代の頃は、ホテルではなく、いつもビリアスさんの家に泊めていただいていた。
もう80歳を過ぎ、体調が優れないことも多いのだが、この日は元気に私を迎えてくれた。これまでは、ひ孫のアイビーとの2人だけの生活だったが、昨秋、息子のアランが病気のため、家族でサマールに戻ってきたので、ビリアスさんの家も賑やかになっている。
いつも私が行くと、私の好物のカニやラト(海ぶどう)などを準備してくれるのでありがたい。今回は、友人たちの多くが多くの深刻な問題を抱えており、私も気が晴れなかったが、ビリアスさんの家では、久し振りにほっこりすることができた。