チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

半年ぶりのサマール

2012年04月17日 | サマール日記

 4月15日(日)夜、マニラ着。翌16日、午前3時に起き、早朝のフライトでカルバヨグに入った。

 レイは腰が悪くて動けず、ベイビーは入院している長男の付添のため、空港には来られない。ボーイとオポックたちが迎えに来てくれた。昨秋、シーサイドの宿舎を出たので、街中のホテルにチェックイン。シニアシチズンということで2割引きしてくれた。

 少し休んでいるとレイがやってきた。娘のエイシーと一緒に今日の午後からマニラに行くという。経済的な問題でエイシーが学校を続けられなくなったため、マニラの知り合いの家でメイドとして働けないか、相談に行くという。エイシーは頭のいい子だだけに、残念だろう。彼は、難しい問題をいっぱい抱えているが、この間のことを、「申し訳ない、申し訳ない」と謝ってくれた。

 午後、やっとベイビーと会えた。長男のジョリーが入院。今も高熱が続いているという。そして、自宅ではお父さんが体調を崩して寝ている。医者からは、ジョリーはマニラの病院に入院させなければダメだと言われているが、そのためには大変な費用がかかる。あの元気なベイビーも、さすがに疲れ果てているようだ。さらには、ソルソゴンのリスリスの問題、ナナイさんの病気、何故、サマールでは、こんなにしんどい話が続くのだろう。

 オポックのトライシクルでイーパオのラーニングセンターを見にいく。京都サマール友好協会がもう17年も続けている就学前の子どもたちのためのセンターだが、建物が老朽化してどうしようもなくなっていた。そんなときに、福岡のYさんのご支援で、昨年9月に建物を新築することができたのだ。Yさんにはお礼の言葉もない。

 奥が新築なったセンター。前にあった家も立ち退いてくれて、いい空き地ができた。その後、集まった寄付金で、ここを子どもたちのための遊び場として整備する予定だ。

 フィリピンでは4月~5月が夏休み、6月から新学期が始まる。そのため、ラーニングセンターもお休みで、今回は、子どもたちの様子を見ることはできなかったのが残念だ。

 ・ラーニングセンターの完成式典(2011.9.16)

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