チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

フィリピン・サマールに到着(追記、補正あり)

2010年06月11日 | サマール日記
(以下、「チョイさんのサマール日記」と同じものですが、こちらにも転載します。)



 (フィエスタが近づくカライマンにて。イダイさんに誕生祝を渡す。)


 6月10日、昼前の裁判(京都市教委相手の住民訴訟)を終えて、大急ぎで関空へ急ぐ。
 マニラ着は、夜の10時半。ホテルにチェックインをしたのはもう午後11時半をまわっていた。3時間ほど寝ただけで、翌朝、午前4時には国内線の空港へ。

 カルバヨグに着いたのは、午前7時半。もう灼熱の太陽が照りつけている。サマールでは1月以来、ほとんど雨がっ降っていないという。田んぼも畑もすっかり乾ききっている。

 さっそくバイオガス事業地のカライマンへ。日曜日のフィエスタの準備で皆、忙しそうだ。私の事業のために土地を提供していただいたイダイさんは、6月2日が75歳の誕生日。日本から持ってきた服をお祝いに渡す。「これは、若い人向けだわ」と言いながらも、喜んでもらえたのでほっとする。
(なお、イダイさんは、戦争の際、目の前で父親を日本軍に殺された戦争犠牲者の一人。1994年に私が始めてサマールに来たときにインタビューした方だが、今回のバイオガス事業を始める2004年に、偶然再会して事業に協力してもらうようになった。この話は、私のサマール便りを見てほしい。)


 (バイオガスの豚小屋では、ちょうど1週間前に9頭の子豚が生まれたばかり。)


(バイオガスプラントの横のニッパ作りの家。ほんの少しの水で、見事に洗濯をする。)


 その後、ソルソゴンの村へ。
 ナナイさん、リスリスさん、リチャードらに、JAPSAMの学生らからの手紙を渡す。学生らのワークの後にサマールに来ると、「島の郵便配達人」として忙しい。ナナイさんも元気そうでよかった。


 (ナナイさんに、Tさん、Mさんらからの手作りの刺繍のお土産)


 (JAPSAMの学生らが始めた図書館の司書として頑張ってくれているリスリスさん。)
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