チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

カヌー隊、フロートを超えて突入---再開された海上ボーリング調査に抗議

2016年03月02日 | 沖縄日記・辺野古

  3月2日(水)、早朝から辺野古へ。海上行動のミーティングの後、Oさんと8日の学習会の打ち合せを行った。8日(火)には、私とOさんが講師となって「どうなる辺野古新基地建設---防衛局の工程表を読み解く」という学習会が予定されている。Oさんも私と同じ土木の技術屋。私は退職してもう10年以上になるが、Oさんはつい最近まで現役だった方だ。

 この学習会では、防衛局から公文書公開請求で入手した工事の設計書等をもとに、今後予想される防衛局の工事内容と、それを阻止するための具体的な方法について私とOさんで問題提起する予定だ。是非、ご参加ください。

 学習会「どうなる新基地建設」

 3月8日(火)午後6時~  名護市労働福祉センター

 Oさんとの打ち合せが終わった後、ゲート前の座りこみに参加した。今日は水曜日の集中行動日だったが、早朝からの参加者がかなり帰った後で、ゲート前には200名ほどの人たちが座り込んでいた。今朝は機動隊の強制排除もなく、工事車両も入っていないという。

 今日も山城博治さんにマイクを渡され、現在の事業の状況等について説明した。

 昼前に汀間漁港へ。ちょうど「平和丸1号」が戻ってきたので、Nさんと2人で乗り込んでカヌー隊が抗議行動を続けている長島付近に向った。久しぶりに穏やかな天候で、大浦湾は見事に澄み切っている。

 今日はカヌーが16艇(うち6艇は初心者練習。抗議現場にきたのは10艇)、船は3隻が海に出た。長島の近くでは大型の台船が海に残していたガイドパイプを櫓に接続し、上には数人の作業員が乗り込んでいた。

 午前中、カヌー隊はこの大型台船に抗議するため、フロートの中に突入し、全員が拘束されたという。午後も、しばらくフロート沿いに待機していたが、午後2時45分、再度、全員がフロートの中に突入した。

 数艇のカヌーが台船に近づいたが、結局全員が拘束されてしまった。

 海保が足ひれを付け、海に飛び込んでカヌーを拘束していく。

 「ひやみかち」の仲間たちが、ゴムボートやSUPでやってきた。ゴムボート(上の写真中央の赤いボート)は、フロートの中に入ったが、小回りが効くので海保のボートでは捕まえることができない。

 大型台船の櫓には数人の作業員の姿が見える。昨年の事例でも、海上ボーリング調査は1ケ所2週間もあれば終わるはずだが、最後の1ケ所はいったい何時まで続けているのか。 

 

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