7月28日(月)、あるいは海上ブイ設置が始まるかもしれないので、いつもより1時間早く船を出した。4隻の船と10隻のカヌーで、浮桟橋付近の警戒にあたった。
(シュワブの浮桟橋近くの海で奮闘するカヌー隊。この後、突然の突風と強雨のため、大急ぎで辺野古に戻る。)
(大波に揺られるカヌー隊)
カヌーとボートが突風にあおられ、浜近くまで流されてしまった。「海上の安全」「人命保護」を使命とする海上保安隊だが、流され沈没したカヌーを助けようともせず、浜に一列に並んで、「海岸に近づくな!」と叫び続けるだけだった。
海岸に近づいているのではない、大波に翻弄され、流されているのだ。海上保安庁は、すっかり防衛省のガードマンになってしまった!
強風の中、工事現場の視察に訪れた糸数慶子参議院議員。波に揺られながら、海上保安庁の職員らに対して、「これはあなたがたの仕事ではありません」と呼びかけを続けられた。もう一隻の船には赤嶺政賢議員も乗っておられる。
午後、三重大学のM先生が船にのって、シュワブ沖の珊瑚礁の観察。このハナエダサンゴは、もう300年もかかって成長しているという。
シュワブ基地のゲート前にはフェンスが設けられた。
今日は、ゲート前に大勢の市民がかけつけ、工事車両が進入するたびに、抗議し、阻止行動を続けた。ゲート前に来る市民らは日ごとに増えている。