昨日(10月27日・木)は、本部町島ぐるみ会議の北部土木事務所交渉に参加した。
北部土木は、昨年4月から本部塩川港へのベルトコンベア設置を許可したため、辺野古埋立のための土砂海上搬送が加速している。しかし、このベルトコンベア設置許可には多くの問題があるため、本部町島ぐるみ会議は、毎月、北部土木事務所に翌月分の許可を出さないよう求める交渉を続けてきた(許可は月単位)。
昨日の交渉では、我々の追求により、また、とんでもない事実が明かになった。
本年9月のベルトコンベア稼働日はわずか3日間だけ、10月は21日現在で1日もベルトコンベアは動いていないというのだ。確かに9月には台風が何回かやってきた。しかし、ベルトコンベアを使わず、台船に直接積込んだ日は、9月には3日、10月には7日もあったという。海が荒れたためにベルトコンベアを使用することができなかったのではなく、ベルトコンベアが故障のために使用できなかったのだ。
こんな実態にもかかわらず、公共の港湾の3000㎡以上の広大な土地が、24時間、フェンスで囲われ、特定の業者に独占的に占有させていることは許されない。ここは業者の資材置き場ではない。
9月にはベルトコンベアがわずか3日しか動いていないのに、何故、10月分の許可を出したのか? 故障のためだったというのなら、まず、整備・修理をさせて、問題がないことを確認してから新たな許可を出すべきではなかったのか?
昨日の交渉では、10月は1日も使えなかったのだから、整備・修理をさせて問題がないことを確認するまで、11月分の許可を出すなと強く求めた。
(北部土木事務所との交渉(10月27日))