今朝(3月6日)も、午前5時半に家を出て大山ゲートへ。今日もT牧師夫妻が頑張っておられる。
***********
(防衛局が初めて県に提供した崩落事故現場の写真。しかし、たった4枚のみ)
高江のヘリパッド工事現場で発生した土砂崩落事故に関して、糸数慶子参議院議員に質問主意書を提出していただいていたが、それに対する政府の答弁書が、3月5日に届いた。今まで、防衛局は、県に対しても報告書を提出せず、相手によってその場しのぎのいいかげんな返答を繰り返していた。この答弁書は、今回の事故についての、初めての政府の正式文書となる。
答弁書を読んで驚いた。今回の土砂崩落事故は、急斜面の立木を伐採したことにより発生したことは明らかだが、答弁書では、なんと、「崩落個所には、以前から樹木は存在していなかった」と書いているのだ。
今回の土砂崩落事故の原因は、立木伐採だということについては、既にこのブログで説明した。「高江土砂崩落事故の原因について--『大雨』は通用しない」(2月16日)
そこでも説明したが、今回の工事図面では、土砂崩落事故を起こした斜面では、1,171㎡にもおよぶ、「密度:密」の「伐採」が行われたことが明記されている。それにもかかわらず、「樹木は存在していなかった」と開き直るのだからひどいものだ。こんなデタラメな答弁書を閣議決定したのだから、政府の責任は大きい。