今日(6月9日・日)は、朝早くから辺野古への土砂搬出予定地の一つ、黒髪島を視察するために船を出していただいた。
徳山の漁港を出ると、すぐに、以前に訪問した祝島が見えた。しばらく走ると、人間魚雷回転の訓練基地跡があった。あちこちにこんな戦跡が今も残っている。
黒髪島の採石場は、海岸部に面しているが、それほどの規模のものではない。それでも、門司地区に大きな採石場を持つヤナイグループの系列の採石場なので、門司地区、向島とあわせて辺野古への土砂搬出地になる可能性が高い。
4月以来、辺野古への土砂搬出が予定されている、天草・門司・奄美大島、そして黒髪島など、各地の採石場をまわってきた。どこでも地元の人たちによる粘り強い反対運動が続いている。採石法の許認可、積出桟橋の設置許可、そして特定外来生物の問題など、多くのことを学ぶこともできた。県外からの土砂搬出が始まる場合、あらゆる方策を駆使して反対していきたい。
(人間魚雷回転の訓練基地跡)
昼前の新幹線で東京へ。明日は、辺野古土砂全協の防衛省・環境省交渉だ。