2月9日(月)、辺野古の海上行動を終え、大急ぎで高江に向かった。北部訓練場のN4ヘリパッドはまだ米軍への移管手続きが終わっていないのだが、8日(日)早朝から30台以上もの米軍車両が入り、中で大規模な設営訓練が行われているという連絡があったので、現状を確認するためだ。
N4ゲートの前に鋼製の車止めが置かれ、数名の海兵隊員が監視に立っていた。「寒いね」と声をかけると近づいてきたので、「何をしている?」「何時まで訓練をするのだ?」と聞くと、「私は何も聞いていない」と言って戻っていってしまった。住民と話をすることは禁じられているのか。時々、県道70号線から大型の軍用車両が中に入っていく。
(以下の写真は監視の米兵らの横で撮影したものだが、彼らは撮影を禁止しなかった。)
(県道70号線からN4ゲートに入る米軍車両)
(県道に置かれた車止めと監視する海兵隊員ら)
N4のヘリパッドの辺りでは大勢の海兵隊員らが歩き回っていた。中のゲートの横で何かの工事を始めているようだ。
(鋼製の車止めを引きずる米兵ら。県道は傷だらけになっている。また、大型車両が通行するため、路側部分の舗装もガタガタになってしまっていた。)
県道70号線は近郊の住民だけではなく、観光客の車も多い。そんなところで重装備の米兵らが訓練を続けるのは許されない。こうした訓練にオスプレイの頻繁な運用が重なれば大変なことになる。