2月9日(月)、早朝から辺野古へ。ミーティングの後、汀間漁港に向かう。今日は「ラブ子」に乗り、カヌー隊のサポート。 海保の暴力で負傷した左手がまだ痛むので、Nさんに船長をお願いした。他は、「平和丸1号」、「平和丸3号」、「勝丸」が出航した。
(フロートを超え、大型クレーン船に近づいたところでカヌーも「ラブ子」も海保に拘束された。)
今年最大の寒波が来ているようで、海上は寒さがこたえる。船はともかく、常に濡れているカヌー隊にとっては厳しい1日だった。
朝、海保の指揮者・Y氏が「勝丸」に近づき、「今日は作業がないそうだよ」と言ってきた。
瀬嵩の浜から作業船目指して出ていくカヌー隊。今日は12艇が海に出た。
今日は大型クレーン船は動かなかったが、積んでいたフロートを降ろし始めた。従来のフロートは、カヌー隊が難なく越えるようになったので、今度は大型のものを運び込んできたようだ。
(型クレーン船がフロートを降ろし始めた、)
3班に別れたカヌー隊が、クレーン船に近づいて抗議するため、順次、オイルフェンスの中に入っていった。海保はしばらく動かなかったが、やがて一斉に拘束が始まった。「ラブ子」も海保のゴムボートに横抱きされ、オイルフェンスの外まで曳航された。
「ラブ子」もカヌー隊も、解放されてすぐに、再度、オイルフェンスの中に入っていった。
結局、「ラブ子」は2回拘束された。上と下の写真が、「ラブ子」を拘束した海上保安官たち。下の写真の男は「海猿」ではないが、荒っぽいやり方で「ラブ子」を捕まえた。抗議すると、「ルールを守って抗議しろ!」と反論してきた。そこで、「防衛局のオイルフェンス引き出しやコンクリートブロック投下は県漁業調整規則にもとづく岩礁破砕の手続きもせずに強行されており、違反行為だ。ルールを守っていないのは防衛局だから、海保はまず防衛局に対して違法行為を是正させよ。」と言ってやると、「そんなことを俺に言ってきても分からん」と黙り込んでしまった。
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シュワブ基地第2ゲートの少し北のゲートから、台船に積まれたフロートが見える。
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午後は、船を下り、高江に行った。昨日の朝、N4ゲートから大勢の米兵らが中に入り、今も演習を続けている。この高江の報告は明日にでもしよう。