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なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

いじめ

2006年10月24日 | 
の話がニュースでバンバン取り上げられてる。嫌だな。思い出しちゃうから。
 中学時代って、いつまでたっても「懐かしい」とならない。
 考えてみると、今言われてるような目にも合ったな。教師に率先してやられる、という奴。あーこれ、それ以来、組織にいると必ずと言っていいほどやられるようになったな。どうも、組織の中心から見ると、わたしゃメチャクチャむかつく奴らしい。
 そういう場合、今なら対抗手段がいくつかあるのよね。その組織を辞める、とか(こういうのは「逃げ」にはあたらない、「避難」でございますよ。大体そんなバカが中心になってる組織ってろくなもんじゃないもの)そこを牛耳ってる更に上の組織の長に文句を言う、とか、直接本人に「ざけんじゃねえ」と言う、とか。ぜーんぶ、大人だからできることだ。

 子供の頃はそれができなかった。辞めることもできない、親に言う、なんてとんでもなかった。どーせ、私のせいにされてしまうんだから。私のせいにしときゃ、学校とトラブルにならなくて済むじゃん。自分の子供より、世間体が重要、トラブルを怖がる、問題解決の能力がない。いい歳した大人のくせして!こういうのが親というだけでえばりやがって、で、今でも親分面をする。不快極まりない。

 当時は訴え先がどこにもなかった。でも、あったとして、そこに訴えることができただろうか?多分できなかっただろう。「どーせ、何を言っても無駄、自分のせいにされるだけだし」ってなってたと思う。それほど、周囲の大人どもは、口だけで中身がない、信用ならない奴らにしか見えていなかった。学校では結局、散々いじくりまわされつつ自分も「これは悪ふざけなんだから。だからどうってことないんだから」と思い込もうとしていたフシがある。こうでもしなくちゃ生きていけなかった。今思い出しても、惨めな気持ちになるな・・・・・・。そんなわけで、友人が殆どいない人間が出来上がったんだな。

 当時は家に帰ると、今度は成績がどうした、とかなんとかいう理由で、1mものさしでぶん殴られたりしてたから、本当に居場所がなかった。かといってぐれる勇気もチャンスもない。こういうの、毒になる。今でもその毒が体内にくすぶってる。どうしてくれよう、どうしようもない。
 あいつが年食ってヨタヨタしてきたら、1mものさしでぶん殴ってやる。ずうっとこんなことを考えているんだ、一応動物を助ける仕事をしているくせに。
 
コメント
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