なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

服装

2004年04月15日 | 
が良すぎる!!
 開放されたとかいう人質を見て、最初の感想。
 こういう辺りからして、悪いけど、全然イラクの人を思いやってないよな。
 エクアドルに出かけたとき、意識して、とにかくぼろい服にした。つぎの当たった靴下(今でも靴下につぎを当てるのは好きな作業だけど)におんぼろのシャツに更にぼろいジーパン。でもね、やっぱり、それでもエクアドル国内では目立ってしまう。その程度の服装が、良い方の身なりになってしまうんだ。
 スクアという村にいたときのことだけど。
 村の子どもら、特に女の子が、せっせせっせと一張羅を着ては写真に撮られたがるの。日本では何てことないようなワンピースでも、彼女達にとっては、ドレスなんだろううな。で、カメラの前でポーズを取る。可愛くて、悲しくなってしまった。思い出すよ。

 一方で、例えば黒柳徹子さんなんかは、すごく豪華な服を着て難民キャンプとかに行くでしょ。これは何を意味するかというと、「貴人が自分の服なんぞ省みずにやって来た」というメッセージなんだよね。黒柳さんは、あえてそういう衣装を選択しているわけよ。で、その服のまま子どもを抱きしめる。
 服一つでも、いろんなことを伝えられるのに。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« よど号 | トップ | ゴム草履 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事