



デビュー作『踊る猫』で話題の小説宝石新人賞作家が描く、9つの優しい妖異奇譚
蛍舟
いたずら青嵐
虫鬼灯 鵺の居る場所
燕のすみか
鈴虫
箱の中
鵺の居る場所
ほろ酔い又平
恋する狐






前作「踊る猫」に続く2作目
やはり蕪村さん、不思議なお話なさります。
燕のすみか
このお話・・・好き
燕の子安貝・・・あら~消えちゃった!と思っていたら、いつの間に・・・
「燕啼て 夜蛇をうつ 小家哉」 蕪村
鵺の居る場所
「ただ目的地へ向うだけの修行として歩こうとすると、寂しさと心細と疲れで歩きたくなくなる。それが、目の前に広がるすべてに自分も参加しようとすると、違った風景が見えてくる」
蕪村の生い立ち、巴人とであって俳諧という翼を与えられ、才能がある。その翼で高みを目指すよう言われ・・・
3作目・・・あるといいなぁ・・・楽しみに待っております。
