内容紹介
気づいたら病院のベットに横たわっていたわたし・三笠南(みかさ みなみ)。
目は覚めたけれど、自分の名前も年齢も、家族のこともわからない。
現実の生活環境にも夫だという人にも違和感が拭えないまま、毎日が過ぎていく。
本当のことを言っているのは誰?何のために?をつかれているの?
何を信じていいのかわからない不安が続くなか、夢に現れる、
心から好きだと思える人に救われていた。
読書備忘録
そんなの・・・不安だけしかないじゃないの!
本人が割とあっけらかんとしているからサクサク読んじゃったけれど、そうじゃなかったら混乱して別の科に再入院ってことだってあったよね。
結婚したのは慎也、好きだったのは晴哉
ふたりの姉の祐未・・・イヤな奴だなー!と読んでいたけれど、なかなかどうしてそれほどでもなかった。
上手くやっていけそうな気がしていたけれど、思い切ったね。大丈夫かなぁ・・・
なんで記憶が・・・?ってところからして、なんでがたくさん。
それが徐々に明らかになっていく様が面白い。
そしてやはり酔っぱらいはダメだね。
そうそう烏龍茶にしましょうね。
★★★★☆