
内容(「BOOK」データベースより)
地元から出ないアラサー、女子が怖い高校生、仕事が出来ないあの先輩…誰もが逃れられない「生きづらさ」に寄り添う、人生の切なさとおかしみと共感に満ちた19編。情けなくも愛すべき男たちの「孤独」でつながる物語。「女のリアル」の最高の描き手・山内マリコが「男のリアル」をすくいあげた新たなる傑作!

読書備忘録
「男子は街から出ない」
かつての同級生とつるんでボーリングに行ったところ、いたのね。
修学旅行を思い出し・・・
私もそう思ったことあるなぁー・・・お店の人の芝居ががった京都弁!別に癇に障ったってことはないけれど、わざと?普段使ってないでしょ?とは思った。
「本当にあった話」
む!・・・あるある、ありました。
説教かまして、舌の根も乾かぬうちに!シャーシャーとって人、い・ま・し・た。
「事情通K」
事情通女子のK・・・おーすごいね。
めぼしい男子の年収をほぼ把握していたKの出した結論
「それなりの大学に行って、それなりの会社の会社に入ったやつは、それなりに稼いでいる」
と、あたりまえのことを・・・
某テレビ局に入ったSのことは、
「年収はいいかもしれないけれど、人を見下す態度が染み付いた、信じられないほど性格が悪いクソ男になっていた」
って・・・なんかあった?
「仮想通貨」
詫びるようなことをしていたのなら、ま!しょうがないね。
「おれが逃がしてやる」
このお話、よかったなぁ・・・
さくさく読めました。
★★★☆☆
