2日目の観光は、昌徳宮(チャンドックン)から、
1405年に太宗(3代王)が建てた
朝鮮王朝第二の王宮です。
昌徳宮の正門、敦化門です。
王の行列等の儀礼があるときに
出入り口のとして使用されてました。
錦川橋。
宮廷に残っている最も古い石橋です。
600年前に造られたもの。
進善門をくぐって
仁政殿へと向かいます。
仁政殿は、昌徳宮の正殿として王の即位式や
臣下たちのあいさつ、外国使臣の接見など
国家の儀式を取り行ったところ。
「正九品」「正八品」などと刻まれた石(品階石)があります。
臣下の階級を表すもので、
数の小さいほうが高位で、従より正が上です。臣下たちは刻まれた階級の通りに並んでいたのでしょう。
仁政殿内部の玉座です。
玉座の後ろの絵は「日月五峰図」で、
太陽は王を、月は王妃を表している。
いずれの王宮の玉座にもこの絵が掲げられているそうです。
丹青は、王宮と寺院でしか
使うことを許されてなかったそうです。
ソウルの王宮は、大好きで
景福宮、昌慶宮、徳寿宮も周っています。
昌徳宮は2006年11月にも、訪れました。
とても紅葉がとても美しいんですよ。
よかったらフォトアルバムをごらんくださいね。
天井だってこの美しさです。この時代からオンドル(床暖房)がありました。
これは、煙突です。
屋根に目を移すと、孫悟空たちが…
何だかドラマの世界。
今にも、この門から、武官や女官たちが出てきそう。
昌徳宮はとても広く周るのにも、かなり歩きます。
今回もそのつもりでいたら、あれ~ここで見学終了でした。
あまりにざっくりで、チョッと残念でした。
朝鮮王朝最後の皇太子に、
日本の皇族から嫁いだ梨本宮方子さまのお住まいも残されています。
チャングムの誓いのロケ地にもなった秘苑もあるのに~
後ろ髪を引かれる思いで、次は、水原華城へ