最初の山では目的のシャカシメジを見つけ、クリフウセン、アオロウジなどを採り、まだ今年もいけるんじゃない?と、いい気分で次の山に向かった。
車で10分ほど、メインの国道から入り細い、車が一台やっと通れる程度の山道を登る。両側に良さそうな松混じりの雑木林が続き、やがて行き止まりとなった。
車を降り、徒歩でさらに登る。昨日の雨で草木はシットリと濡れていて、乾燥した荒地のものとは一味違う華奢なセンブリが咲いていた。
センブリ
その花の直ぐ近くに、なんとさりげなくシャカシメジが出ている。
シャカシメジ
シャカシメジはそんなに簡単に出会えるものではないだろうに、今日はもういくつ目かな。
山の傾斜は随分急になり、その辺りで去年はコウタケの群生に出会ったとのこと。斜面を這いつくばり、探すものの目的のコウタケには出会えなかった。何故か、稀菌と思っていたコウボウフデにはやたらと出会い、変わった山だとの印象。
コウボウフデ
比較的、平らな所には中型のフウセンタケが列をなして出ていた。フウセンタケは似たようなものが多く、自身を持って同定することが出来ない。ニセマンジュウガサが近いかなぁという印象だ。
Cortinarius sp.
さらに、フウセンタケ科のきのこが続く。
ムラサキアブラシメジモドキ(左)
Cortinarius sp.(右)
急斜面での探索でいささか疲れたので、少々休憩をした。お茶を飲みながら辺りを見ていると、自分の足元に、白い小さなきのこが出ていた。傘径が1.5cmほどのもので、無視してしまいそうなきのこだった。柄に特徴的なささくれがあり、ピンときた。シロマツタケモドキ!!
シロマツタケモドキ
辺りを探していた友人の見つけたものを合わせると結構な数のシロマツタケモドキが集まった。弱いながらも本当にマツタケ様の匂いがする。
そして、図鑑でしか見たことがないキヒダフウセンタケにも出会った。傘のムラサキ色とヒダの黄色がなんとも合わない。変わった雰囲気のフウセンタケだ。
キヒダフウセンタケ
結局のところ、斜面をあきらめ車に戻った。車に乗ろうと思ったが、一人が用足しにいくというので、暇つぶしに辺りを見て回った。そこは細流に沿った、赤松とコナラの林だった。
長いこと出会うことを心待ちにしていたコウタケとの出会いは突然で、あっけないものだった。あっ、コウタケじゃない?。
コウタケ
小振りの個体だったが、一本だけこっそりと発生していた。この山でも目的を達成できて満足だった。昼を過ぎておなかもすいたし、帰ろうかということになったが、予定通り最後の目的地を見てから帰ることを主張した。これが、また幸運をもたらす事になった。
続きは明日。おやすみなさい。
車で10分ほど、メインの国道から入り細い、車が一台やっと通れる程度の山道を登る。両側に良さそうな松混じりの雑木林が続き、やがて行き止まりとなった。
車を降り、徒歩でさらに登る。昨日の雨で草木はシットリと濡れていて、乾燥した荒地のものとは一味違う華奢なセンブリが咲いていた。
センブリ
その花の直ぐ近くに、なんとさりげなくシャカシメジが出ている。
シャカシメジ
シャカシメジはそんなに簡単に出会えるものではないだろうに、今日はもういくつ目かな。
山の傾斜は随分急になり、その辺りで去年はコウタケの群生に出会ったとのこと。斜面を這いつくばり、探すものの目的のコウタケには出会えなかった。何故か、稀菌と思っていたコウボウフデにはやたらと出会い、変わった山だとの印象。
コウボウフデ
比較的、平らな所には中型のフウセンタケが列をなして出ていた。フウセンタケは似たようなものが多く、自身を持って同定することが出来ない。ニセマンジュウガサが近いかなぁという印象だ。
Cortinarius sp.
さらに、フウセンタケ科のきのこが続く。
ムラサキアブラシメジモドキ(左)
Cortinarius sp.(右)
急斜面での探索でいささか疲れたので、少々休憩をした。お茶を飲みながら辺りを見ていると、自分の足元に、白い小さなきのこが出ていた。傘径が1.5cmほどのもので、無視してしまいそうなきのこだった。柄に特徴的なささくれがあり、ピンときた。シロマツタケモドキ!!
シロマツタケモドキ
辺りを探していた友人の見つけたものを合わせると結構な数のシロマツタケモドキが集まった。弱いながらも本当にマツタケ様の匂いがする。
そして、図鑑でしか見たことがないキヒダフウセンタケにも出会った。傘のムラサキ色とヒダの黄色がなんとも合わない。変わった雰囲気のフウセンタケだ。
キヒダフウセンタケ
結局のところ、斜面をあきらめ車に戻った。車に乗ろうと思ったが、一人が用足しにいくというので、暇つぶしに辺りを見て回った。そこは細流に沿った、赤松とコナラの林だった。
長いこと出会うことを心待ちにしていたコウタケとの出会いは突然で、あっけないものだった。あっ、コウタケじゃない?。
コウタケ
小振りの個体だったが、一本だけこっそりと発生していた。この山でも目的を達成できて満足だった。昼を過ぎておなかもすいたし、帰ろうかということになったが、予定通り最後の目的地を見てから帰ることを主張した。これが、また幸運をもたらす事になった。
続きは明日。おやすみなさい。