今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

キヌガサタケを見に行く 2008.06.29.

2008-07-03 07:23:04 | Weblog



 このところ忙しく、昨夜はやっと写真をアップできると思ったら、突然の停電で消えてしまった。電気系の故障で今夜も風呂はシャワーしか使えない・・・。

 で、日曜日である。所属する会の例会でキヌガサタケを見に行った。朝からとても蒸し暑い日で、何もせずに立っているだけで汗が流れ落ちる。仲間が集まる30分ほど前に着いてしまった。そのまま待っているのも退屈なので、神社の境内をブラブラと散策した。坂を登ってゆく途中、杉の木の下に若いオニイグチモドキが幾つか出ているのに出会った。



オニイグチモドキ Strobilomyces confusus Sing.


 さらに少し登り右に入ったところに竹林があった。薄暗く目を凝らさないと良く見えない。が、柄の長さが15cmはあろうかというアシボソノボリリュウタケが出ているのに気が付いた。






アシボソノボリリュウタケ Helvella elastica Bull.:Fr.


 暗い、暗いと思っていたが、画像の方はカメラの設定が間違っていたせいだ。でも、実際の感じは良く出ているな。そして、これも設定ミスのミヤマベニイグチだ。よく、こんな斜面にぶら下がるようにして発生している。



ミヤマベニイグチ Boletellus obscurecoccineus(v.Hohn.)Sing.


 今日はやたらとノボリリュウタケ属に出会う。


   
左:クラガタノボリリュウタケ(ピンボケ)Helvella ephippium Lev.
右:ナガエノチャワンタケ Helvella macropus(Pers.:Fr.)P.Karst. var. macropus


 猛毒菌が出ていた。



フクロツルタケ Amanita volvata(Peck)Martin


 最後にお目当てのキヌガサタケに出会った。今朝までの雨に打たれたのだろう。グレバが少し流れ、マントに付いている。もう少し、状態の良いものに出会えればよかったが、贅沢は言うまい。



キヌガサタケ Dictyophora indusiata(Vent.:Pers.)Fisch.


 少し、天気が良くなってきたようだ・・・。
コメント (2)
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