昼飯を食べた後は先週の日曜日にも来た近くの寺の中を巡った。6日間でどれだけの変化があるだろうか?
キイロイグチ Pulveroboletus ravenelii (Berk. & Curt.) Murr.
キイロイグチが3つ並んでいた。写真に写したのは小振りのもので、大きなものは孔口が黒っぽく変色していて見栄えが悪かった。
川沿いの細道を歩いていくとポツンとキニガイグチの幼菌がでている。
キニガイグチ Rubinoboletus ballouii var. ballouii (Peck) Heinem & Rammeloo
そして、先週に引き続いてヌメリコウジタケ。この時期、湿気が十分であれば大量に発生するのだが、ポツポツと2個体だけ出ていた。
ヌメリコウジタケ Aureoboletus thibetanus (Pat.) Hongo & Nagasawa
その先のやはり薄暗い崖の斜面には朱色の鮮やかな小菌が出ていた。
ダイダイイボカサタケ(仮)
あぁ、これこれと思いながら写真を撮ったが、よくよく考えてみると、さて、何だっけ?アカイボカサタケの近くなのだが、イボはほとんどない。アカイボカサタケはぼんやりと赤味がかっているだけのものが多いのだが、これはヌメリガサ科の菌のようなはっきりとしたダイダイ色。最近、こういうイッポンシメジ科のきのこをアカイボカサタケと区別してダイダイイボカサタケと呼ぶことがあると聞いた。仮の名前だが、ここではそうしておく。
山側の壁面に傘径1cmほどのイグチが出ている。水分が足りないのか、いずれもミヤマベニイグチのようだ。孔口の青変はない。
ミヤマベニイグチ Boletellus obscurococcineus (Höhn.) Sing.
小径は行き止まりになった。戻る途中に崖の上に続く別の小径があることに気が付いた。一体どこに繋がっている道なのか不安だったが行ってみることにした。上り始めてすぐ黒いイグチが斜面から出ているのに気が付いた。
モエギアミアシイグチ Retiboletus nigerrimus (R. Heim) Manfr. Binder & Bresinsky
図鑑には毒菌であって食用すると幻覚をみる・・・などと記載されているのだが、真偽は分らないようだ。といって、食べて確かめるつもりは毛頭ないが・・。
ポツッ、ポツッと大粒の雨が落ちてきた。遠くから雷の音も響き出した。空を見上げると黒い雲が覆いつつある。間違いなく通り雨が来るとは思ったが、帰りを急ぐ気にはならなかった。雨に打たれたら気持ちがいいだろうなぁ・・・。
構わず進むと林の中ほどに中型のイグチが立っているのに気が付いた。近づいてみるとベニイグチだった。これもこの時期、雨が十分降ると大量に発生するのだが、今年は初めての出会いだ。
ベニイグチ Heimiella japonica Hongo
この道をさらに進んでいくと見覚えのある道に出た。あぁ、なぁるほど、こんなところに繋がっていたのか・・・と思って歩いていると、とうとう来た。土砂降りだ。
長袖のワークシャツを脱ぎカメラを覆ってから、車までのんびり戻った。気持ちの良いシャワーだった。数は少ないながらもイグチがいろいろと出だしたようだ。
キイロイグチ Pulveroboletus ravenelii (Berk. & Curt.) Murr.
キイロイグチが3つ並んでいた。写真に写したのは小振りのもので、大きなものは孔口が黒っぽく変色していて見栄えが悪かった。
川沿いの細道を歩いていくとポツンとキニガイグチの幼菌がでている。
キニガイグチ Rubinoboletus ballouii var. ballouii (Peck) Heinem & Rammeloo
そして、先週に引き続いてヌメリコウジタケ。この時期、湿気が十分であれば大量に発生するのだが、ポツポツと2個体だけ出ていた。
ヌメリコウジタケ Aureoboletus thibetanus (Pat.) Hongo & Nagasawa
その先のやはり薄暗い崖の斜面には朱色の鮮やかな小菌が出ていた。
ダイダイイボカサタケ(仮)
あぁ、これこれと思いながら写真を撮ったが、よくよく考えてみると、さて、何だっけ?アカイボカサタケの近くなのだが、イボはほとんどない。アカイボカサタケはぼんやりと赤味がかっているだけのものが多いのだが、これはヌメリガサ科の菌のようなはっきりとしたダイダイ色。最近、こういうイッポンシメジ科のきのこをアカイボカサタケと区別してダイダイイボカサタケと呼ぶことがあると聞いた。仮の名前だが、ここではそうしておく。
山側の壁面に傘径1cmほどのイグチが出ている。水分が足りないのか、いずれもミヤマベニイグチのようだ。孔口の青変はない。
ミヤマベニイグチ Boletellus obscurococcineus (Höhn.) Sing.
小径は行き止まりになった。戻る途中に崖の上に続く別の小径があることに気が付いた。一体どこに繋がっている道なのか不安だったが行ってみることにした。上り始めてすぐ黒いイグチが斜面から出ているのに気が付いた。
モエギアミアシイグチ Retiboletus nigerrimus (R. Heim) Manfr. Binder & Bresinsky
図鑑には毒菌であって食用すると幻覚をみる・・・などと記載されているのだが、真偽は分らないようだ。といって、食べて確かめるつもりは毛頭ないが・・。
ポツッ、ポツッと大粒の雨が落ちてきた。遠くから雷の音も響き出した。空を見上げると黒い雲が覆いつつある。間違いなく通り雨が来るとは思ったが、帰りを急ぐ気にはならなかった。雨に打たれたら気持ちがいいだろうなぁ・・・。
構わず進むと林の中ほどに中型のイグチが立っているのに気が付いた。近づいてみるとベニイグチだった。これもこの時期、雨が十分降ると大量に発生するのだが、今年は初めての出会いだ。
ベニイグチ Heimiella japonica Hongo
この道をさらに進んでいくと見覚えのある道に出た。あぁ、なぁるほど、こんなところに繋がっていたのか・・・と思って歩いていると、とうとう来た。土砂降りだ。
長袖のワークシャツを脱ぎカメラを覆ってから、車までのんびり戻った。気持ちの良いシャワーだった。数は少ないながらもイグチがいろいろと出だしたようだ。