尾根筋では結局、目立った出会いもなく、三木ホースランドパーク(HLP)に移動した。最近、イグチの発生が多くなってきているので、HLPの方がもう少しいろいろなイグチに会えるような気がしたからだ。
公園の奥の駐車場に車を停めると、周囲をヤマモモの木が囲んでいる。幾つかの木には大きな実がついていた。自宅周囲はヤマモモの並木になっていて、ヤマモモの実は珍しくないし、今は道に沢山の実が落ちて迷惑千番なのだが、ここの実はとても大きく、中には2cmを超えるものも多い。
駐車場から階段を下り、バーベキューサイトへ下るとさらに状態の良いヤマモモの木がある。
今がシーズンです。興味のある人は急げ!!
さて、きのこです・・・。この公園ではニガイグチ属が沢山出ていた。
ニガイグチ属 Tylopilus sp.
柄に網目はなく、傘は茶色。ニガイグチ、ニガイグチモドキ、クリイロニガイグチとは違うと思う。
ニガイグチ属 Tylopilus sp.
これもニガイグチ属だろうが、前のとは違うように思う。
次はアケボノアワタケでいいようだ。
アケボノアワタケ Tylopilus chromapes (Frost) A. H. Smith & Thiers
イグチはストレス!次はキイロアセタケ。これもタマアセタケと迷うところだが、傘の筋が明瞭、色が濃い、で、キイロアセタケとしてしまった。胞子を見れば差は明瞭なんだそうだ。
キイロアセタケ Inocybe lutea Kobayasi & Hongo
次はベニタケ科
カラムラサキハツ? Russula omiensis Hongo
ウコンハツ Russula flavida Frost
ほとんど虫が食っていない。綺麗なので沢山写真を撮ってしまった。日陰の苔の中に出ていた。写真を撮って立ち上がったら目の前が真っ暗になってしまった。立ちくらみという奴だ。暑い。バナナ一本では燃料切れかな・・・。
つづく。