ヨソオイツルタケ Amanita hamadae Nagas. & Hongo
日曜日は所属する会の例会で鹿が壷に行くことになっていた。高速を飛ばしていくことになるので、ついでに周辺を見たいと思った。と、いうわけで朝7時には家を出て、山崎ICを出てSJ山に8時前に着いた。
この時期、ヨソオイツルタケとムラサキヤマドリタケとの出会いを期待してのことだ。坂道を登り竹やぶを過ぎた辺りでヨソオイツルタケに予定通り出会えた。
ヨソオイツルタケ Amanita hamadae Nagas. & Hongo
そして、古いクヌギの根元の斜面にムラサキヤマドリタケも出ていた。去年のような大量発生は見られないが、雨次第で今後も暫らくは出るだろう。
ムラサキヤマドリタケ Boletus violaceofuscus Chiu
ここも雨が少ないのか、出ているきのこの種類は少なく、この他にはカワリハツ、クサハツなどが散見されたのみだった。笹の葉に混じり、薄紫の花をつけたこれは何だろう?去年覚えたアキチョウジに似ているが、違うようだ。図鑑を眺めていて漸く分かった。アキノタムラソウ・・・、秋じゃないよな、でもナツノタムラソウとは違う。アキノタムラソウは7月から咲いても不思議ではないそうだ。
アキノタムラソウ
分からない花 オトギリソウの仲間?
そして、ホタルブクロ
ホタルブクロ
空振り気味だが、その後、鹿が壷に向かった。鹿が壷では思うように撮影は出来なかったが、イグチを中心にそこそこのきのこに出会えた。
フモトニガイグチ Tylopilus alutaceoumbrinus Hongo
粘菌の一種
ミドリニガイグチ Tylopilus virens (Chiu) Hongo
フクロツルタケ Amanita volvata (Peck) Lloyd
ヒカゲシビレタケ Psilocybe argentipes K. Yokoy.
その他にはアカヤマドリ、ウツロイイグチ、ヒメコウジタケ、キアミアシイグチ、ツルタケダマシ、ヒメコナカブリツルタケ、アカハテングタケ、など。
朝方に雨が降ったせいか、ヤマビルは活発だった。気が付いたときに靴下を這いずりまわっているヒルをつまみ出したお陰で、大した被害は無かった。