もう、随分前のことになってしまったけれど、4月29日は朝から岡山森林公園に行くことにしていた。例年、この時期は早春の花が咲き誇る、所謂スプリングエフェメラルの時期だ。庭ではハナミズキが丁度見頃だが、森林公園ではミヤマカタバミやキクザキイチゲが咲いているはず・・・・・
高速を飛ばし2時間程で公園入り口に近づく。
マルバマンサク
そして、入り口には・・・・・
予想を上回る雪だ。
不安になるが入り口を過ぎて中に進んだ。
ミズバショウは綺麗にに咲いていた。残雪が似合う花だ。
リュウキンカは例年は沢山咲いているけれど、今回はポツポツと咲いているだけ。
残雪の中の枯れ枝からキノコが出ているが・・・・
不明・・・
ザゼンソウの数もまばら。地面からわずかに顔を出している姿も見られる
今年はやはり遅い・・・・。雪が消え始めたのは最近のことなのだろう。
水辺を歩く。
コチャルメルソウ
水辺のコチャルメルソウの中に幾つかのキクザキイチゲの蕾を見つけた。
これは気温が上がったら開くかもしれないが・・・・・、それまで待つわけにもいかないだろう。
ボタンネコノメソウ、この姿もほとんど見えない。水辺の岩の上を良く見ると、若い芽が沢山見えている。
ハシリドコロの芽
バイケイソウの芽
サンインシロカネソウの咲く場所まで行ってみたが、その場所は雪に埋まっていた。
今回は失敗だったな・・・・、あと、1週間か2週間くらい後がいいのかな・・・・
ツノハシバミ(看板に書いてあった・・・)
山に登ることも止めて公園内の散策を終えることにした。
残雪とフキノトウ
寒ムッ、春遠し。園内で出会った人にイワウチワの様子を聞くと・・・・、咲いているとのこと。イワウチワに期待しよう。
つづく。