1週間前、新見市豊永のカタクリウォークに参加した。当日の天気は悪そうだったし、冬型の気候とのことで開花は期待してはいなかったのだが・・・・・。案の定、朝から霙が降り、カタクリはほとんど開いていなかった・・・・。沢山のカタクリとアマナの蕾を見て草間台へ移動した。
その翌週の今日は晴れて気温も上がるという予報。先週の道筋はGPSに記録してある。
行くぞ、今日が本番・・・。
自宅を7時過ぎに出て、またコンビニでおにぎりとカップラーメン。今回は朝飯も車中。晴れるはずの天気予報とは違って、どんよりとした天気が豊永に近づいても続いている。気温は一時は6℃まで下がる始末だ。あぁ、また今日も・・・・?
1週間前の集合場所の旧豊永小学校脇の駐車場に着くが、誰もいない。僕と同じ発想の物好きが沢山いるんじゃないかと思ったんだけど・・・・。学校の前の斜面を少し歩くと、カタクリの蕾は育っていたが、どれも下を向いて閉じている。9時半だし、気温も上がれば花が開くかもしれないと思って、それまでは課題のキバナノアマナの自生地探しをすることにした。その、自生地については地元の生活センターに問い合わせて、大体の場所は把握していたのだが・・・・・
その辺りの場所まで走り、車を降りて探す。日当たりの良いカルストの岡を歩いて探すのだが・・・・
スミレと春蘭が見つかるばかりだ。その後、かなり場所を特定できたのだが、キバナノアマナが季節的に終わり掛けということで、来シーズンの宿題にした。
で、仕方なしに最初の旧小学校前に戻った。どうせ、駄目だろ・・・と思って、斜面のカタクリを見ると、一時間前に閉じていた蕾が開いて反り返っているじゃないか・・・・
気温もそれほど上がっていたわけではないのだが、この変化には驚きだった。
カタクリは開き始めたら、少々悪条件でも開いちゃう?車を停めた場所から登る道にはカタクリが沢山咲いている。
日陰の岡の中へと続く道を登って行く・・・・・
カタクリはそこら中で咲いていて・・・・
状態もちょうど見頃。
斜面を登ってゆくとイチリンソウが蕾を付けていた。
そして、道から林の中を覗いてみると・・・・あ・・・・
山の斜面はカタクリだらけ。花盛りだ。
1週間の違いでこれだけ変わる状況。。。まだ、誰にも会っていない・・・・・、何故、誰も来ないんだろう・・・・・
開きかけのイチリンソウを見つけた。
蕾は沢山見ていたんだけど、もう咲き始めているんだと思ったすぐ後に出会った・・・・
イチリンソウ
これは? イチリンソウの八重咲きだろうか・・・・
斜面を登って、また下りになった辺りで、また、カタクリの群生・・・・
誰もいない山の中で自生のカタクリの満開を堪能しているこの状況って、どういうことなんだ。カタクリは咲いていて当たり前なんだろうか。先週に集った人たちは忙しい人達なんだろうな。。
ようやく、道はカタクリの山を抜けて明るい建設中の道に出た。
オオイヌノフグリ
シロバナタンポポ
まだ、歩き始めてから2時間しか経っていない・・・・・。