土曜日、もう11時だというのにまだ庭にいる。この週末は近場は飽きたので、ちょっとは離れた場所を歩きたいと思ってはいるのだが、気力が不足気味。。。
今から短時間で行けて、近場とは違う雰囲気の山を歩きたい・・・・・。思いついたのは峰山高原。多分、高速を使って行けば1時間半くらいでいける筈だ。途中にはアケボノソウが咲いているだろうし、唐松林ではハナイグチが出ている頃だ。
高速を降りてから峰山高原へ登って行く途中で彼岸花を見る。それからしばらく走り、そろそろ咲いているはずと思って見ていると、やっぱり見えた。
アケボノソウ
ここのアケボノソウはまだ、咲き始め。
つぼみだけの株もある。花期の長い理由でもある。
ゲンノショウコ
間もなく、峰山高原のホテル、リラクシアだったかな、に到着。途中で寄り道していたので、2時間もかかってしまった。おまけに途中で蕎麦屋でもあったら昼飯はそこで食べようと思っていたのだけれど、見当たらず腹が減った。ここまで来たらホテルで食べる他はなく・・・・。いつもは、オニギリとか、カップラーメンとかの超お粗末な昼飯だが、ホテルのメニューにはそんなものはなくて・・・・、ステーキ。ま、いいか。でも、赤ワインは飲めないな。
カラマツ林へ向けて歩き出したのは午後2時。地面を見ながらウロウロしながら歩く。
お、きのこ。
・・・・茶色のアシナガタケ unknown
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感じはクリイロムクエタケに似ているけれど、傘はこんなに丸かったかな・・・。潰してみたけれど、キュウリの匂いはしなかった。
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unknown
柄がささくれ立っていて特徴的なのだが、分からない。何の仲間だろうか・・・・
センボンイチメガサ
これ食菌ということになっているけれど、センボンくらい集めないと食べる気にはならないな。一つの傘の径は10-15mmってところ。
ミズナラ中心の林を歩いて行くと、純白のきのこが2つ並んで出ていた。
この辺りでは、良くアケボノドクツルタケに出会うので、その幼菌かなと思っていたのだが、違う。傘には条線があり、傘中心部には赤味はさしていない。ドクツルタケでもないな。シロタマゴタケの可能性も考えたけれど、ヒダがピンク色だ。切ってみたが、壷は二重にはなっていないから、ミヤマタマゴタケでもない。タマゴテングタケモドキのアルビノという可能性もありそうだ。
林から道に向かって進む途中の沢に倒れこんだ木に・・・・
アシグロタケ
道に出て、カラマツ林の方に歩いて行く。
Amanita sp.
カバイロツルタケ
しばらくの間、道は雑木林や杉林の中を通っているが、きのこの発生は少ない。明るい林で見通しは効くので広い範囲を見ながら進むと、斜面のかなり下に出ている赤いきのこに気がついた。
タマゴタケ
その後、カラマツ帯に入り、以前にかなりハナイグチを採った記憶のある場所に到着。斜面を登って行くが・・・・
ハナイグチ
傘の径、2cmほど・・・・、しかも1個だけ。
そのまま、斜面を登り、沢沿いを歩いたり、沢を渡って斜面と平行に歩いたりしたけれど・・・・
オニイグチモドキ
出ているのはオニイグチモドキ、カバイロツルタケと不明のベニタケ科のきのこくらいのもの。
また、怪しげなAmanita sp.
・・・・
Inocybe sp.
これは、一見して・・・・
ガンタケ
でも、自宅周辺で発生するガンタケとはかなり違う。がっしりしていて、色が濃い。ちょっと食べる気にはなれなかった。
久し振りのイグチ・・・・
見たことがあるようで・・・・、でも分からない。傘は6cmくらい。柄を見ただけで、青変性がありそうなのが分かる。
時間が経つと孔口、管孔、傘や柄の肉も結構な青変性だ。
また、ガンタケ
また、Amanita 発見。また、素直じゃない感じ。抜いてみて・・・・
傘に結構、粘性があるのと、条線あり。でも、襞は白い。壷は小さくて白い。要するに分からない。
唐松林に見切りをつけて、道まで斜面を下った。
つづく。