道に出てホテルから歩いてきた道を戻る。
ここはアマニタばかりに出会ったような気がする。名前の分かったものはタマゴタケ、カバイロツルタケくらいのものだ。
これを見て、あの白い不明のアマニタは、やっぱりタマゴテングタケモドキのアルビノだったかな、と思う。
傘の条線、ヒダのピンク色、ツボ、柄の様子など、共通点が多い。違うのは色だけ・・・・
歩いていると。道の左側下り斜面の遥か下に木々の間から、ベンチは置いてあるのが垣間見えた。ここには何度も来ているが、斜面には木が茂っていて遠くを見通せたことなどなかった。今年は、何でこんなに葉が少ないのだろうか・・・・
ベンチに向かって下って行く。
ナラタケ
また、目立つきのこ・・・・
近づいてもう一枚。
タマゴタケ
斜面の下には散策路があった。そして、ノルウェイの森撮影現場への案内が・・・・
友人はノルウェイに行って遊んでいるのに、こっちはノルウェイの森か・・・・
歩いて行ってみよう、いったい何があるというのか・・・・
ツルタケ
なかなか、綺麗なもんだ。
ムラサキアブラシメジモドキ
タマゴタケ
そして、とうとう辿り着いた撮影現場・・・・
その撮影現場にあったものとは・・・・、ベンチだった。
それと・・・・
Amanita sp.
不明のアマニタ。一目見ただけで降参だ。
全体的に、テングタケの系列とシロオニタケの系列がアマニタにはあるように思うけれど、これはその中間といった感じ。柄の根元のささくれた様子はスオウシロオニタケとかササクレシロオニタケとかを連想する。
その後、ホテルの駐車場に戻り、車で砥峰高原に向かった。ススキの原が有名で、あそこでもノルウェイの森の撮影とか、NHKの平清盛の撮影があったらしい。到着してみると・・・・
何か、以前に来た時と感じが違うのは何故?
ススキがない?ススキの穂がとても小さいし、株の高さも低いようだ。しょぼいなぁ・・・・。
これなら、自宅近所と変わらない・・・・、がっかりして退散した。いったいどうしてこんなことになったのだろうか・・・・、雨が少なかったせいなのだろうか。
まら、峰山高原に戻る。途中、以前に見つけたアケボノソウが群れて咲く場所をチェック。
相変わらず、沢山咲いていた。枝が幾つか折られて、持って行かれているのが残念だった。
まあ、良い運動にはなった一日だった。