車道から登って、散策路を歩いて行く。もともとはちゃんと整備されていたのだろうが、今は所々に木の杭が残っているくらいで、どこが道か分からなくなってしまうくらい。その道から斜面を登って行くと倒木が転がっていて、思わぬキノコが出ていたりするのだが、雨の後の斜面は滑りやすくて危ない。いつか、滑り落ちて痛い目にあったな・・・・
今日は道を失わないように、ぶらぶらと歩くだけにしよう。
サマツモドキ
今年、初めて見た。道に残った杭から出ていた。
カラカサタケ幼菌
これも、今年初めて
ツエタケ
・・・・
ミヤマイロガワリ??
触ってビックリ。
チシオタケ
アカチシオタケにはまだ早いかな・・・・
・・・Clitocybe sp.??
結構登ってきた。下のほうに川が流れているのが見える・・・・
昨夜はかなり荒れた天気だったのか・・・・、緑の葉が張り付いたままになっている・・・・
小さなイグチ
摘んでみてびっくり。指紋が残るほどの青変性だけど、分からない。
クロラッパタケ
キショウゲンジ
クチベニタケ
カバイロツルタケ
見上げる。相変わらずの曇天だ。
それにしても、ここに来て道で人に会ったことがない。斜面の遥か上を鈴の音を鳴らしながら通過していった人の気配を感じたことがあるだけだ。
オオゴムタケ
道の谷川の脇に立ち枯れの木があって、木の粉がパラパラと落ちている辺りに・・・・
カエンタケ
この谷で、このような光景は見たことがなかった。ナラガレ病?この辺りはミズナラ帯だから、ナメコの大発生とか・・・。
行き止まりの広場に到着。
栃の大木が何本かあって、栃の実が山ほど落ちている。
何処だったか・・・・、人なんか滅多に降りてこない谷の奥に「栃の実、採集禁止」の立て札が立っていたのは・・・・。ここには立て札もなければ、栃の実を拾いに来る人もいないようだ。
人気のない谷をしばらく、ウロウロと歩いていた。