音水渓谷の太い苔むした倒木の上にいろいろな小さなきのこが出ている。
マメザヤタケ
そろそろ、来た道を戻ることにした。
来たときも気になっていたrussula sp.
Russula sp.
薄紫色で傘の端に条線がある。とても淡い紫色で綺麗なのだ。時々、ブナ林で見かけるのだけれど、調べてもぴったりするものがない。色からしてウスムラサキハツかと思って調べてはみるけれど、もう少し、赤味のある薄紫色の写真が多い。
車道まで戻って、道端のノブキの花を撮っていると・・・・
ノブキ
ノブキの根元の草が動いた。
分かる?ナナフシが隠れていた。そして、その脇にあるのは冬虫夏草じゃないかな。
撮った自宅で見ていて気が付いたので、確認は出来なかったけれど、カメムシタケのような気がする。カメムシの死骸が写っているようだ・・・・。
ノブキの花の跡に停まるカメムシ
これは偶然に撮ったものだけれど、ノブキに寄ってきたカメムシが菌に取り付かれたのかも・・・・
車に載り、国道を目指してゆっくりと走った。何せ、ここの道は石ころがゴロゴロしていて危ないし、いつからか道の脇の崖が崩れて、道幅が細くなっている・・・・。そんな訳で、道の脇に花が咲いているのに気が付いて停車。
ツルニンジン(ジイソブ)
そして、その近くに少しだけ、咲き残りの・・・・
マツカゼソウ
ついこの間まで暑くて真夏のようだったような気がしたのに、いつの間にか秋も深まったような気がして・・・・、何か焦ってしまう。何も出来ずに季節が進んでいくような・・・・
ベニバナボロギク
ほんの一瞬の紅色が綺麗な時期。
終わり。