土曜日の朝6時過ぎ、去年も行った奥三河の山に花を探しに出掛けた。去年はムラサキセンブリの花が目当てだったのだが、今年は少し欲張ってエンシュウハグマとムラサキセンブリの両方を見てくる積り。。
去年より2週間ほど早く出掛けたのは、予想ではエンシュウハグマが終盤で、ムラサキセンブリは3部咲きくらいかな、と思ったから。今年もまたいつまでも暑かったから、どうなるかはさっぱり分からなかった。
自宅近くの銀杏並木の坂を下る頃、太陽が顔を出した。辺りは山田錦の田圃だが、最近、稲刈りを済ませたところだ。
6時20分
それから、高速を走り、うっかりしていて新名神への分岐を通り過ぎてしまうアクシデントはあったが・・・・、相変わらず^^,、4時間30分後、目指す里山の駐車場に到着した。去年はこの登り口に辿り着くまでに苦労したが、今年は微かな記憶を辿り、すんなりと来れた。
タムラソウ
ハナラッキョウ
去年は一輪しか咲いていなかったタムラソウ。今年は時期が早いので、まだ沢山咲いていた。ハナラッキョウはまだ蕾。少し登ったところに、小さな駐車場があり、その近くに咲いていたのは・・・・
サクラタデ
一度、見たいと思っていた花だ。どこにでも咲いていそうで、出会ったことがなかった。
少し進んだところには、コウヤボウキが花を付けていた。
これは・・・・
ノコンギク?
緩やかに登る道の両脇は草に覆われていて、その山側の脇に・・・・
エンシュウハグマ
一輪だけ?
でも、その近くに沢山。
エンシュウハグマ
他のハグマの仲間と較べると、花の密度が高い。淡いピンク色が綺麗だ。
傷んだ花が多かったのは残念だったが、終盤なのだからしょうがないこと。
コウヤボウキ
さらに登って行くとツリガネニンジンの花が咲いていた。
ツリガネニンジン
周囲にはちらほらと咲いているのだが、花の大きさがいろいろだったり、白花が混じっていたりする。
そして・・・・
ムラサキセンブリ
ムラサキセンブリが一輪だけ咲いていた。
花というのは、咲いていると目立つけれど、蕾だと見逃してしまうことが多いもの。一輪をみつけてから慌てて周囲を注意してみるのだが、ムラサキセンブリの株は結構みつかるのだが、ほとんどが蕾で、小さくて固い。これは・・・・・、3分咲きどころか一厘咲き・・・・、いや、一輪咲きかも。。。
白花のツリガネニンジン
そして、二輪目。
ムラサキセンブリ
ホソバアレノノギク
シモツケ?
小さい・・・・
この時は、下る道の途中にある大群生地に行けば、幾らかは咲いているだろうなどと考えていたのだが・・・・
ミカワマツムシソウ
去年、訪れて初めて見たミカワマツムシソウの花は丸くて、舌状花は無かった。今回は丸い花と小さいけれど普通のマツムシソウに似たタイプが混じって咲いていた。おなじ種なのだろうか・・・・。
オケラ
快晴だ。松の木の下の木陰で昼飯を食べることにした。
つづく