前回、この場所を訪れたのは2月の下旬。節分草の自生地に向って走っている途中、暇つぶしに寄った場所だった。その後、この周辺で一日、弁当持って歩き廻ると何か見つかるという情報があって・・・・
そんな訳で、この日のメインのターゲットがこの場所だった。何が居るのかは、有り難いことに情報があったし、この日、二箇所で既にその花を観察をしてきたので、花の習性が何となく分かっていた。それで、どの辺りを探したら良いか、勘が出来ていたと思う。目的の花は直ぐに見つかった。
ミノコバイモ
この場所も群生と言うほどではなくて、ポツリ、ポツリとミノコバイモが咲いている。
他に咲いている花といっても大したものはなくて・・・・
セントウソウが咲いているくらい。
斜面を登っていって、ゴロタ石が転がっている辺りを歩いてみると・・・・
咲いている。
同じ斜面に若い葉が沢山、芽吹いていて、これはイチリンソウの葉かな・・・と思っていたのだが、今、写真で見てみると、キクザキイチゲのような気がしてきた。季節的には、ちょっと遅いな・・・、という印象ではあるが・・・・
探すのはやはり、半日影の辺り・・・・
花はポツポツと見つかる。これが、本来の自生のミノコバイモの姿なのかもしれない・・・・
斜面には雪割イチゲの葉もポツポツと見える。
ミノコバイモの花はかなり咲いてはいたけれど、咲いていたという白花は見つけることは出来なかった。白花さがしで随分と粘った結果が後の予定が大幅に狂う原因になってしまった。
白花を諦めて山を下り、しばらく歩いて明るい斜面に戻った。
ミノコバイモのちょっとした群生。
これから昼飯を食べていると、最後の場所のカタクリが閉じてしまう。先を急ごう・・・・。