家を出てすぐにコンビニにより、ビールとおにぎりを買い、高速で西進した。今回の目的地は佐用周辺だから近い。まず、何からしようかということになり、やっぱり、蕨採りからでしょう・・・ということになった。
高速を30分後には降りて地道を走り、前回見つけた場所に急いだ。雨は止んでいたけれど、風が強く、そして冷たかった。途中、道の脇に白い花が咲いているのを見つけて車を停めた。イチリンソウ・・・・
イチリンソウ
イチリンソウの花の上の斜面にはイカリソウも咲いていた。
イカリソウ
そして・・・・
ヤマルリソウ
ヤマブキ
車道の脇だというのに、結構楽しめるもんだ。早く切り上げて、車で細い舗装されていない道を山の奥に向って進んだ。そして杉林の中に停めて、山間の水田跡へ見に行った。
あれ・・・・、蕨じゃないやん!!
計画がガラガラと崩れていく瞬間だった。で、どうするの。。前回、同様に見つけていたアケボノソウらしい枯れ草の辺りも見に行くと・・・・
新しい芽が沢山出てきている。
座り込んでじっくりと観てみる。
うーむ、何となくアケボノソウの芽のような気がする。
これは、秋にはここは凄いことになりそうだ。これも間違いだったりして・・・・
他には、マツカゼソウも芽を沢山出し始めていた。
マツカゼソウ
まあ、1勝1敗ということで・・・・。気を取り直して車に戻り、昼飯を食べる場所を探した。
車を停めた辺りのイチリンソウ
走っていると雨が降り出した。青空が出たり雨が降ったり、不安定な天気だ。相変わらず風が強い。今日の昼飯は焼肉だから・・・・、屋根のある場所を探すことになり、結局、近くのバーベキューサイトで車を停めた。
今日は友人の運転で、僕は飲んでも良いらしいので、遠慮せずに・・・・
1.5L目のビール。
風が強くて寒いので、焚き火をした。満腹&ほろ酔いと焚き火効果で眠くなってきた。今日のこれからのメニューはキバナサバノオを探すことなのだが・・・・・。友人は近くに来ているかもしれないと、K氏にメールを送っていた。しばらくして、後片付けをしているとK氏から返信が届き、近くまで来ているとのこと。
それから合流して、兵庫県内のキバナサバノオの自生地を案内してもらった。
キバナサバノオ
それは意外な場所に咲いていた。自力で探し出す積りだったが、これでは探し出せなかっただろう。
花が赤味を帯びているのが、前日に見たキバナサバノオと違うので不思議に思い、変種か何かかと思ったが、意外なところからそうではないことが分かってしまった。実はその翌週に雪彦山で、我々より1週間前にこのキバナサバノオを見た人に出会い、最初は綺麗な黄色の花だったことが分かってしまったのだ。キバナサバノオの花は古くなると赤味を帯びるということ。。
その後、近くでこれまた超希少種のハリママムシグサを教えてもらった。
その他、キンシベボタンネコノメとか・・・・、いろいろと教えてもらったのだが写真がない・・・・。
車に戻ると、近くの木にオオルリが飛んできて囀っていた。
オオルリ
ファインダーでは鳥の姿を確認できず、適当にシャッターをきったがピンボケながら写っていた。
K氏にお礼を言って別れ、帰宅。
帰宅は、午後の5時過ぎだった。大して運動もせず、焼肉とビールで胸焼けがしていた。友人とK氏に感謝の日だった。