折角、ここまで登ってきたのに名残り惜しいけれど・・・・、下る。谷の底まで下ってからまた少し登って尾根を目指して牛歩戦術だ。
また、足元の芽生えを気にして歩いた。ホトトギスは随分育っている。花の時期はいつ頃なんだろう・・・・。山でホトトギスを見たことは余りない。多分、きのこの季節なんだろう。
あ、これは・・・・
どう思う?やっぱり、クモキリソウだろうね。。
イナモリソウだろ?
その後、何とか尾根まで登り切り、左に折れて尾根沿いを歩いた。記憶では少し先の谷を下ると目的地の筈だ。しかし、斜面を斜めに進んで谷に向かう積りだったが、大きな杉の木が倒れていて道を塞いでいた。仕方なく、また斜面を登り、倒木を回避してから谷を下って行った。
最初に出会ったヤマシャクヤクは・・・・
やっぱり、まだ早いかな・・・・
次のヤマシャクヤク・・・・
え、こっちも白花なの?
そして、もう少し下った所に群生していた。
白い蕾をつけたヤマシャクヤクの奥に赤い蕾が見えている・・・・
僅かにピンク色を帯びた株
これは、ベニバナと言って良いのかな・・・・
明らかな紅色の蕾だ。
芽を出したばかりの株もあるが、小さな蕾はもう紅色に色付いていた。
白*紅
結局の所、ベニバナヤマシャクヤクは谷の表も裏も覆っていると思っていたのだが、裏の限られた場所でしか咲いておらず、しかも白花と一緒に咲くという事だった。白花と紅花の間のピンクの花をつける株も共存しているのだから、交配が進んでいるとしか考えられないように思う。白花と紅花の交配なんて聞いたことが無いのだが、どうなっているのだろう。そもそも、この場所の白花は普通の白花と同じなのだろうか?この辺りはDNAの解析くらいしないと分らないのかもしれないなぁ・・・・
谷には1メートルくらいもある、堂々としたマムシグサが番人をしていた。
杉の倒木に腰掛けて、ビールを1L飲んだ。ちょっと、体力を使いすぎてビールを旨いと感じない・・・・。それから、友人作の酒のツマミを食べた。それから、ゆっくりと谷を下り・・・・・
イナモリソウ
シソ科 名称・・・・調べます。
下りはまだ、楽だ。そのまま下り、最初に車を停めた場所に向かった。
何だっけかな。。。
最近、宿題がおおいなぁ・・・・