ユキワリイチゲ
シロバナのミノコバイモを見てから車に戻り出発したのが、午後1時。そこから南下して山陽道に入り西に進んだ。目指すのは岡山西部のホソバナコバイモの自生地だ。ここなら母の家まで30分ほどで行ける。
その自生地はちょっとパソコンで調べれば咲いている場所まで検索できるような場所だ。取り敢えず、その場所で花を確認してから先のことを考える積り。およその場所は分るのでナビをセットして走った。川沿いの道を走りながら、この近くの筈だがと周囲に気を配りながら走ると・・・
道の左側の斜面に3人ほどの人が張り付いて、何かの写真を撮っている姿が見えた。あれま。簡単に検索できる場所ってのはこんなものか。車を停めるスペースには既に車が2台停まっていた。到着は午後3時だった。ユキワリイチゲの咲く斜面を通り過ぎて、写真を撮っていた人のいる場所まで歩いた。自分で探すのも面倒になり、ホソバナコバイモの花は何処ですか、と聞いた。
指差す辺りまで歩いて行くと・・・・
ホソバナコバイモ
憧れていた、花の先が反り返ったホソバナコバイモ。東部の管理地で見るホソバナコバイモはこんな形をしていないと思うのだが。。。
花の咲いている斜面には人の踏み跡がしっかりついていて、自生地の趣きは感じられない。
ネットで調べた通り、イチリンソウの咲く斜面に一緒に咲いていた。そういえば、今年初めてのイチリンソウだ。
正直なところ、ちょっと白けたが気を取り直して写真撮影。
ホソバナコバイモも自生している場所に寄ってかなり差があるように思うが、今まで見頃の時に観たことがなかっただけなのだろうか。
この反り返った釣鐘型のホソバナコバイモは魅力的だ。
コバイモの斜面を離れ車の停まっている場所まで戻る。途中・・・・
ユキワリイチゲ
ヤマルリソウ
これも、今年の初。
ユリワサビ
車に戻りついたのは午後3時半。
母の家に向うには早い。さて、この近くにも他に自生地があるはずだから、野生の勘に任せてホソバナコバイモを探してみよう。