車で10分ほど走り、土手の脇の駐車場に車を停めた。先行者が一台。でも人影は見えなかった。山の方には既にカタクリの姿が見えていたが、弁当を取り出して腹ごしらえをした。そして、ザックの中にカメラを2台入れて歩き出した。ゆるやかな登り道を歩いて行くとカタクリは今年も沢山咲いていた。既に満開だ。
山の奥に入って行くが、カタクリは山中で咲いているだろうからと、ほとんど写真を撮らずに進んで行った。が・・・・
薄暗い森の奥のカタクリは皆、俯いたまま。
仕方なく道を進み、俯いたカタクリの花を山ほど見て細い舗装道路に出た。
道の脇のイチリンソウは蕾を沢山つけている。開くのはあと2,3日といったところだろうか。
ここで、入門コース。イチリンソウとニリンソウの葉の形を較べてみよう!
左:ニリンソウ
右:イチリンソウ
結構、はっきりと違うものだ。
ニリンソウも蕾を付けていて、咲き始めているものもあった。
そのまま、歩いて行くと道の山側の斜面には・・・・
左:ヒメウズ
右:イチリンソウ
スズシロソウ
イチリンソウ
谷側の斜面にはアマナ。
スミレがいろいろ、咲いていた。
何種類かあるのは分るのだが、何というスミレかは分らない、ことにする。
また、道を進む。
スズシロソウ
反対側には山から水が沁み出していて、その一帯にニリンソウが群生していた。
やがて道は人家に近づき、脇には・・・・
道祖神
イヌナズナ
ヒメオドリコソウ
ここで道を脇に入り、去年見つけたキバナノアマナがまとまって咲いている場所を確認してみた。
行く途中・・・
今年も沢山咲いたようだ。でも、今は黄色味はほとんど消えてしまっていた。
その5mくらい先の同じ斜面にはアマナが咲いている。
それから今度は坂を下って行く。陽当たりの良い広葉樹林の下にポツポツと咲いているカタクリを見ながら下る。
この場所のカタクリは群生はしていないけれど、背景がすっきりしていて良い。
もうすぐ、車を停めた場所に着くだろう。