日曜日に福山の友人と山を歩く予定にしていたので、土曜日はカタクリの自生地を歩いてから、母の家に行くことにしていた。朝早く出発したいところだったが、やっと巡ってきた週末だ。少しは寝坊したり、のんびり庭を歩きたいものだ。
ダラダラしていたら、自宅を出るのが10時を過ぎてしまった。高速に乗る前に弁当を買い中国道を西へ進んだ。今回は間違えずに北房ICで高速を降りて目的地に向かった。群生地に行く途中にこごみの採れる場所があるので様子を見に寄った。
細流の脇の場所では、こごみの古株からまだ芽は顔を出していなかった。周囲にはカテンソウが沢山、小さな花を開いていた。
この場所から斜面を登る道には、少し前にはセツブンソウが自生していて沢山花を咲かせていたが、今は葉を青々と拡げている。そしてこの小道の主人公はカタクリに交代していた。
日陰の斜面の小道なのだが、カタクリは開いているのは気温が高いからだろうか。湿度がかなり高く感じる。50mほどの斜面を登ってみる。
カタクリは花盛りだ。でも、次の群生地でじっくりと楽しむ積りだ。斜面を下り、車に戻った。そろそろ、昼になるので次の場所まで走り、買ってきた弁当を食べてから周囲を一回りする予定。
車に戻る途中にイチリンソウが幾つか咲き始めていることに気が付いた。
つづく