スジオチバタケ
とても暑い日で、田んぼの虫の写真を撮っていたら汗びっしょりになってしまった。何を撮ったのか分からないような
写真ばかりだったけれど切り上げて、一度、自宅に戻って汗を拭くタオルを取ってから、また出掛けた。
前日は雨上がりの山を歩いてもきのこの姿はほとんど見られなかったのに、いつも訪問するきのこのブログには夏きのこを
写真がポツポツとアップされていた。それで、今日は陽当りの良い道沿いを歩いてみることにしたのだ。
毎年、最初にヤマドリタケモドキの様子を見る場所まで車で10分ほど。車を降りて、まず、いつもこの時期にスジオチバタケが
顔を出す場所を見た。
いつもなら、沢山出ているんだけど・・・・
蚊が多い場所なのだが、今回は寄ってこない。まだ、夏きのこの本番ではないようだ。それから、車道の脇をゆっくりと下って行く。
ヤマドリタケモドキ
今年、初めて見るヤマドリタケモドキだ。やっぱり、もう出始めていた。これは先週の雨の後で出たものらしく開ききっていた。
ヤブレベニタケ
テングタケ、奥にヤマドリタケモドキ
坂の途中まで下り、今度は道の反対側に渡り、また道の脇を眺めながら登って行く。
ヤマドリタケモドキ 老菌
ヤマドリタケモドキ 幼菌
比較的若い個体が草の中に出ていた。
先週の雨が降ってから晴れて暑い日が続いたので、きのこの出は止まってしまったのだろう。幼菌の姿がほとんどない。
ミドリニガイグチ
ナメクジが傘の表面を齧り取っている・・・・
車を停めた場所に戻り、少し考えたが、車を通り越して細い道の先まできのこを探してみることにした。その道は両側に
雑木林があって昼でも薄暗い。
トンボソウ?
アンズタケ
左:カバイロツルタケ
右:アミタケ
雑木林にはアカマツも混じっている。
ヤマドリタケモドキ
今晩はヤマドリタケモドキとアンズタケを入れてパスタにでもしようか、などと考えながら歩いていると視界が開けて
見覚えのある景色が広がった。そう言えば・・・・
つづく。