今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

川沿いの道を下る(2)  2011.05.04(3).

2011-05-16 08:05:45 | Weblog



 車を降りて歩き始めてから、もうかなり歩いてきた。相変わらず、道の山側の斜面は山吹で彩られていて、その下には・・・・




イチリンソウ  とか・・・





スミレ  とか・・・





カノコソウ  とか・・・


 あれ、道沿いにカタクリも咲いていたのか・・・・





 そして・・・







バイカイカリソウ


 
 きのこ探しでは道のないところを歩いて探すのは当たり前。花を見ながら歩くのに道のないところを探しながら歩くという発想はなぜか、・・・・・なかった。今年、雪割一華の咲く場所を教えてもらい、花を探すのもきのこと同じということに気がついた・・・・。


 そんなわけで、花が咲いていそうな谷を見ると登ってみる。最初の谷・・・・・




傾斜が急な谷で、水の流れはない。石灰岩の細かい屑が流れ落ちている。


 上の見上げると、黄色い花が咲いているが、あれは山吹じゃない。登ってみるか・・・・











ヤマブキソウ


 黄色い花はあまり好きじゃなかったけれど、ヤマブキソウを見てから少し考えが変わった。何でなのか・・・





 この谷には他には・・・・




ラショウモンカズラの蕾





イチリンソウ


 いろいろ、咲いていて良かったけれど、谷が狭い・・・・、足場が悪すぎる・・・・などなど、問題あり。








ヤマブキソウは、これから咲く株も沢山あって、花期は結構長そうだ・・・・


 谷を下り、道に戻り少し歩いて・・・・




ジュウニヒトエとカンアオイの仲間


 河原に降りて、一人、遅めの昼飯を食べる。




のんびりとした気分。でも、何の音もせず、水が流れる音だけ・・・・ちょっと、寂しくなる。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤いさくらんぼ♪  2011.05.15.

2011-05-15 19:29:05 | Weblog



 庭のさくらんぼの木が今年は沢山、実をつけた。いつもはそろそろネットをかけようかと思っているうちに鳥が来てあっという間に食べてしまうところだが、今年のネット掛けは完璧だ。










 それにしても、完璧すぎて収穫するための手を差し込む場所すらない・・・・・。


 苦労しながら、収穫。




今日のところはこの位にしといたろ・・・・。


 久し振りに庭の草むしり。いい天気でビールを沢山飲んだ。裏庭一面のコバンソウとニラをむしり取った。ニラは少々、収穫。それでも、残ったものが時期になれば、かわいい花を咲かせてくれるだろう・・・・。そんなだから、いつまで経っても庭はニラだらけ。それと、雑草だらけの庭だけれど、ノコンギクとヨメナは残した。ややこしい草むしりだった。


 最近の開花はというと・・・・







白花の紫蘭





オダマキ


 これは大山オダマキの種というので買った幾粒かの種から育てたものの一つ。桃花、白花、薄青の花が咲いていたが、最後に咲いたのがこれ。大山で見たオダマキのイメージに一番近いのがこれだな。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一華の沢から降りて川沿いの道を下る  2011.05.04(2).

2011-05-13 19:40:16 | Weblog



 沢から降りてきて、浅瀬を見るとアケビの花が浮いていて、くるくると水面を回っていた。思わず、空を見上げる・・・


 川沿いの道に戻り、花を見ながら車に戻る。







ホウチャクソウ


 


スズシロソウ


 でも、やっぱり・・・・


 




ラショウモンカズラ   この辺りでは普通に咲く花だが、自宅周辺では全く見掛けない・・・・


 その周囲には・・・





    

オドリコソウ   自宅周辺でも川沿いには普通に咲いている・・・


 今年はあまり群生を、見かけないが・・・




クサノオウ


 この周辺には、ハコベの仲間がいくつも咲くのだが、イマイチわからないまま。。。








    


    

調べなければ・・・   そんなことを去年も書いたような・・・・


 車に戻り、下流に移動する。




道の山側には山吹の花が満開だ。





 そして、青が冴えるヤマフジ・・・・





 暫く走り、道の脇のスペースに車を停め歩いた。車道は狭く、一台通るのがやっと。落石も転がっている。





ジュウニヒトエ











ヤマルリソウやミツバツチグリ


 この辺りに咲くイカリソウはこれだけ。他は見たことがない。




バイカイカリソウ


 白いイチゴの花・・・








 同じかと思ったら・・・・










イチリンソウ。


 今日のところは、ここまで。つづく。





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄砂の去り際  2011.05.05.

2011-05-12 21:37:22 | Weblog



 5月1日は雨が降ったり止んだりの天気の日だった。雨の日の後は空が澄むものと思っていたけれど・・・・


 翌日からずっと黄砂のひどい日が続いた。連休もこんな憂鬱な空が続くと思っていたが・・・・・


 5日の午後、気が付くと空が青い。黄砂はどこに?と思って探すと・・・・・海の上に居た。黄砂って、いつのまにか空を覆っていて、いつのまにかフェードアウトしていくものかと思っていたけれど、こんなに去り際がはっきりしているのも珍しいと思ったのは間違いだろうか・・・・。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春に雪割一華を訪ねた谷を再び歩く  2011.05.04(1).

2011-05-12 07:57:22 | Weblog




 ゴールデンウィークが始まり、また、福山の両親の家に来ている。いろいろあって、山を歩く時間が無かったが、この日、3月に雪割一華を見に通った谷も再び歩くことが出来た。季節は流れ、谷の様子も随分と変わっているに違いない。


 谷の入り口の斜面には3月には何もなかったが、沢山のイチリンソウが風に揺れていた。








 その斜面を登り、谷に入ってゆく。当然のことながら人影はなく、耳に入ってくるのはせせらぎの音と鳥の囀りだけ・・・






ラショウモンカズラが咲いていた。


 ちょっと、横、向いて・・・・




 








 そして、近くには沢山の・・・・




オドリコソウ


 斜面を沢沿いに登ってゆくと・・・・3月の主役、雪割一華がいた・・・・




来年の開花のために栄養を蓄積中? 頑張れ!




イチリンソウ



 沢の脇に咲いているのはミヤマキケマン?









 暖かい日になった。。。。カテンソウが開いている。



    
カテンソウ


 沢の脇の斜面からまた沢に下り、沢の周囲を見て歩く。

















ラショウモンカズラはいいなぁ・・・・。


 この辺りには沢山咲く花だけれど、稀少なオチフジよりずっと好きな花だ。


 そして、流れの近くには、この花を見るために何度か通った奴。




シロバナネコノメソウ


 流れの脇の岩肌には・・・・、何だろう、ヒメレンゲかな・・・・












 そして、また谷の入り口に戻った。さて、辺りは春の花が一杯だ。のんびり一日、眺めて歩こうか・・・・・


つづく。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オチフジの咲く山  2011.05.01(2).

2011-05-11 08:01:51 | Weblog






 この日は友人と氷ノ山に登ることにしていた。週間天気予報では雨の予報だったが、予報は予報、きっと天気は変わると暢気に考えていた。でも、前日になっても何も変化無く、降水確率70%とか。。。。


 前日に友人からメールがあり、八重のイチリンソウの苗を、取り敢えず届けに来るとのこと。ひょっとしたらの気持ちもあり、来るなら午前中に来てくれと頼んだ。


 予定より早く着いたと言いながら、友人は到着。雨は降っても大したことは無さそうだから、氷ノ山はやめて近くの雪彦山に行くことにした。実はヒカゲツツジが咲く山を検索していたときに、同じ時期に雪彦山に名花が咲くという記事があった。名花?何だ?と気になっていたのだが、調べてみるとオチフジという花のことを指しているようだった。


 オチフジ・・・・、ラショウモンカズラの仲間で関西にしか分布しない花らしい。それも、和歌山県の一部と兵庫県の雪彦山周辺のみに咲くとのこと。その花を探しに行きたいと思っていたのだ。雨がひどくなったら飯でも食って帰ってこよう・・・・・


 雪彦山に行くのは今年三回目。道は分かっている。但し、雪彦山のどこに咲いているのかは全く情報がなかった。あの、急峻な雪彦山を当てもなく歩いて花を探す元気はない・・・・・。前回、山頂まで登った時の記憶、ラショウモンカズラの性質など、考えて歩く道を決めた。


 登山口に着き歩き始める。雨は降っていないが、草木は水滴をたっぷりと貯えているし、登山道は濡れていて良く滑る・・・。
道の脇に咲いているものを見ながら登って行く。



    
左:カキドオシ    右:マムシグサ?

獲物はカキドオシを大きくしたような花、紫色の花だと伝えた。


 途中の斜面に咲いていたこのスミレは何?








 実は、歩き始めて30分程でオチフジに出会ってしまった・・・・・。友人が「あった・・・・」と言うのだ。


 








オチフジ


 確かにラショウモンカズラに似ている。でも上に伸びることはなく、地面を這うように咲く習性のようだ。








 咲き始めのようで、蕾のものも沢山ある。あっさり出会ってしまって拍子抜けしたが、まだ大きな群落があるのかもしれない・・・・、そんなことを考えながら標高を上げる。


 やがて・・・・、視界が開け・・・・





 山の頂きが見えた。そこから少し下り斜面を見上げると・・・・・




滝が流れ落ちている・・・・


 足元の斜面にヤマルリソウが咲いていた。






 そして、その近くには・・・・

    


これもオチフジだ。小さな蕾が付いている。


 ということは登りすぎたようだな・・・・・。今回は山に登るのが目的じゃない。ここで、昼飯を食べてから下を歩こう。


 沢の流れの脇を見ると・・・・・








ハナネコノメ?

 オシベの長さはシロバナネコノメとは違うように思うのだが分からない・・・・・


 昼飯を食べて、また歩き始める。雨は上がるのだろう、山の斜面から立ち上る霧?





 下る途中、見るからに旨そうなシダの芽が沢山出ていた。試しに採集・・・・・





 その後、また、沢に出て歩く。





沢の中ほどの岩は苔で覆われていて、チャルメルソウの仲間やらスミレの花やらが咲いている。その向こうの岩にはイワタバコの葉も見えている・・・・・






 さらに沢を登り・・・・・






あった・・・・・









 上の方を見上げると・・・・





上の方にもかなり沢山の花・・・・


 でも、岩肌は濡れていて、斜面も崩れやすくこれ以上は登れそうもない。




ジンジソウ?ダイモンジソウ?


 この辺りで満足して山を下ることにした。それでも素直には下らない・・・・。道を外れ、斜面を下り、沢を渡り・・・・





随分と下の方でも、陽当たりの悪いところではまだ小さな蕾を付けているものもあった。


 オチフジの見頃は結構長いのかもしれないな・・・・・。


 登山口まで降りてきて、靴を履き替えていると、靴やスパッツにヒルが沢山付いていた。



 


 帰り道、シャガが沢山生えていたが、どれもまだ蕾。1週間後は凄いだろうな・・・・・





 その後、帰宅。コナラの萌黄色の新緑が綺麗だった。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡山森林公園からの寄り道   2011.04.29(final).

2011-05-10 07:19:40 | Weblog




 イワウチワを堪能した上にスリルまで味わって・・・・・、満足したが、帰るにはまだ早い・・・・・。


 公園から下る道を途中から右折して、蒜山方面の峠に向けて走った。道は荒れていて、所々に残雪が残っていたし、かなり大きな落石も道路の上に落ちたままに放置されている。例によってよそ見をしながら進むと・・・・


 あれ・・・


    

    

イワナシ


 斜面に沢山咲いている。伊吹の麓でこのイワナシに出会っていなければ、間違いなく見過ごしていた花だ。


 道の脇には雪が残り、その周囲にはフキノトウが沢山出ていた。ほんのちょっと、といってもすぐ袋一杯になってしまうのだけれど・・・・、酒の肴に採取。


 その最中に倒れた枯れ木を見ると・・・・




ナラタケ?


 特徴からナラタケの仲間かな・・・・、でも、ややこしいのでそのまんま。


 やがて、視界が開けた・・・・・





 雪の残った山は方角から考えると氷ノ山だろうか・・・




 峠を越えてから山道を下る。道の脇の細い流れの周りを見ながら下ると・・・・、水に濡れた岩肌に黄色い草が張り付いてた。周囲の環境からは・・・・、ネコノメソウ?


 でも、何となく違うように思えて・・・・、車を停めて、川を渡り確かめてみた。




サンインシロカネソウじゃないか・・・・


 こんな、川のしぶきがかかるような岩肌にも咲くものなのか・・・・
















サンインシロカネソウ


 岡山森林公園で出会うはずだった花に出会えて良かった。結局、残雪の多い分、標高を落として帳尻を合わせたってこと?








ミヤマカタバミ・・・、シロバナとピンクの花にも出会えたし・・・・


 そろそろ、帰るか・・・・。





 ボタンネコノメソウも山ほどだ。来週あたり、絶好のコンディションだろうな・・・・、そんなことを考えながら帰路についた。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡山森林公園でのアクシデント   2011.04.29(3).

2011-05-09 07:32:47 | Weblog




 昼飯を食べたイワウチワの咲く場所は、川に落ち込む日陰の急斜面の手前の傾斜の緩やかで明るい場所だったが、花は川へと続く急斜面にも続いていた。


 緩斜面は日当たりも良いせいか、イワウチワの圧倒的な群生こそないが、明るい開放的な雰囲気だ。















 遅めの昼食を取った後、斜面を降りて雪解け水で増水した川まで降りてみた。ゴウゴウと凄い流れだ・・・・









 流れの脇の岩に立ち、上流を眺めると・・・・





タムシバの花が見える。タムシバの花はそこかしこに咲いていて、まだ、葉を付けていない広葉樹林の中では良く目立つ。


 川から斜面を登り、イワウチワの咲く緩斜面を下流側に移動してゆく。川への斜面は急になり歩くのにも緊張する。


 イワウチワの纏まって咲いている所を携帯のカメラで撮って送ろうか・・・・・





撮り終えて送ろうとした時、手からポロリと落ちた。このところ、右手首の筋を痛めていて、手のひらを上にして動かすと痛みが走る・・・・


 携帯は緩斜面をコロコロと転がって落ちて行くが止まらず・・・・やがて急斜面へ転げ落ちた。


 ここで携帯を見失ってしまったらお仕舞いだと思い目を凝らすが、視界からフッと消えてしまった・・・・・が、





 また、視界に戻り、斜面の岩に当たって跳ね返り、10m近く?下の川の脇の岩の上で止まった・・・・、取り敢えず、良かった・・・・・、90mmマクロの写真。


 この斜面、危なっかしいので降りるのを諦めていたのだが・・・・、降りるしかない。


 慎重に何とか降りて携帯を拾い上げると、岩の上と思っていたが岩の窪みの水溜りに浸かっていた・・・・。おまけに裏のカバーは外れていて、5mほど山側に落ちていた・・・・。防水で良かった、と思ったのは携帯の液晶が時刻を知らせていたから・・・・。


 川の脇には・・・・


 




コチャルメルソウ











 斜面をまた登り、下流側に移動する途中、落ち葉の積もった斜面でまた足を滑らせた。立ち木に右足の脛が当たり速度が弱まったが止まれず、ずり落ちたところで両足で次の木をカニバサミ・・・・、何とか止まった。



 登るに登れず、再度、川まで下る。




バイケイソウ







キクザキイチゲ





キンキエンゴサク





タチネコノメソウ



 いろいろな花たちが川の脇には咲いていた。転げ落ちたお蔭?








ボタンネコノメ







 漸く、車を停めた車道に戻り・・・・、安心。むこう脛の痛みが気になっていた・・・・。


つづく。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年 岡山森林公園のイワウチワ   2011.04.29(2).

2011-05-08 05:35:43 | Weblog




 公園内の散策をあっさり諦めたのはイワウチワが咲いているという話を聞いたからだった。公園内に花が咲き始めるのはまだ先だし、山を登ってもイワウチワが咲いているかは怪しいところ。。


 去年、山ほどのイワウチワが咲いていたところは何処だっけ・・・、記憶を頼りに車を停め斜面を登る。残雪が積もっていて時々、腰まで雪に埋まる。何かおかしいなと思いつつも斜面を登ると・・・・少しだけ咲いていた。



    

咲いてはいるが、どうも去年の記憶と合わない。もっと山ほど咲いていたはずなのに・・・・


 山を下り車に戻って、さらに探す。


 ここかな・・・・、再度、車を降りてまた、斜面を登ると・・・・・、直ぐに・・・





 そして、




あった。ここだ。













タムシバ














今年は咲き始めの時期に来ることができたようだ。花が落ちて、ぶら下がっているようなものは見当たらない。蕾もかなりあるようだ。









 斜面一杯のイワウチワ、十分堪能して車に戻った。途中、公園でイワウチワが咲いていると教えてもらった人に出会う。もっと楽に見られるところがあるという。


 歩いて少し下り、探すと・・・・




イワナシ

この間、初めて出会った花。こんなところにも咲いていたのか・・・・


 そして、イワウチワも沢山咲いている。明るい場所で、密生というほどではないが・・・・














 気持ちの良い場所なので、ここで昼飯を食べることにした。






例のものと、最近お気に入りのカップ麺。今回はカレー味で。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年初めての岡山森林公園    2011.04.29.

2011-05-07 18:55:55 | Weblog




 もう、随分前のことになってしまったけれど、4月29日は朝から岡山森林公園に行くことにしていた。例年、この時期は早春の花が咲き誇る、所謂スプリングエフェメラルの時期だ。庭ではハナミズキが丁度見頃だが、森林公園ではミヤマカタバミやキクザキイチゲが咲いているはず・・・・・


 高速を飛ばし2時間程で公園入り口に近づく。



マルバマンサク


 そして、入り口には・・・・・




予想を上回る雪だ。


 不安になるが入り口を過ぎて中に進んだ。







ミズバショウは綺麗にに咲いていた。残雪が似合う花だ。


 リュウキンカは例年は沢山咲いているけれど、今回はポツポツと咲いているだけ。


 残雪の中の枯れ枝からキノコが出ているが・・・・




不明・・・







ザゼンソウの数もまばら。地面からわずかに顔を出している姿も見られる


 今年はやはり遅い・・・・。雪が消え始めたのは最近のことなのだろう。


 水辺を歩く。




コチャルメルソウ








 水辺のコチャルメルソウの中に幾つかのキクザキイチゲの蕾を見つけた。







これは気温が上がったら開くかもしれないが・・・・・、それまで待つわけにもいかないだろう。




ボタンネコノメソウ、この姿もほとんど見えない。水辺の岩の上を良く見ると、若い芽が沢山見えている。




ハシリドコロの芽




バイケイソウの芽


 サンインシロカネソウの咲く場所まで行ってみたが、その場所は雪に埋まっていた。


 今回は失敗だったな・・・・、あと、1週間か2週間くらい後がいいのかな・・・・




ツノハシバミ(看板に書いてあった・・・)


 山に登ることも止めて公園内の散策を終えることにした。




残雪とフキノトウ


 寒ムッ、春遠し。園内で出会った人にイワウチワの様子を聞くと・・・・、咲いているとのこと。イワウチワに期待しよう。





つづく。 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪彦山の名花を探しに 予告  2011.05.01.

2011-05-04 09:14:06 | Weblog
 雪彦山に咲くという名花・・・・・

 関西にだけ咲く花、そして兵庫県のこの辺りにしか咲かない花なのだとか・・・、この山のどこかに咲くという以外、何の情報もない中、ぶらり探しに行ってきた。





 苔に覆われた流れの中の岩、苔の中から菫が花をつけている・・・・・





 特徴は紫の花、ラショウモンカズラの近縁らしい・・・・・


 そして・・・・・、出会った。




オチフジ


 花の咲いた藤の枝が折れて地面に落ちているような印象・・・・、それが命名の由来とか・・・・予告。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予告 岡山森林公園とその周辺    2011.04.29.

2011-05-03 09:20:20 | Weblog

リューキンカ



 今年も早春の花を見に、岡山森林公園に行ってきた。去年より数日遅い訪れだったが、予想以上の残雪。本格的な春の訪れはあと、2週間ほど後になるのかもしれない・・・。


 予告!



ボタンネコノメソウ




痛い目に合って出会ったキクザキイチゲ




キクザキイチゲ




イワウチワ




イワウチワ




イワナシ


 ちょっと、多すぎかな。昨夜から自宅を離れているので、続きは遅くなるだろう。予告だけで終わるかも・・・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一面の・・・・・、いろいろ     2011.04.30.

2011-05-01 23:04:31 | Weblog


一面の・・・・・



 今年の春は特別なことが多い。冬が寒かったから・・・・、雪が沢山積もったから・・・・、理由は分からない。庭のサクランボの木は例年の倍ほどの沢山の実を付けていて、それでも実を落とさずに殆どが育っている。そろそろ、ネットをしないと熟したとたんに百舌に食べられてしまう・・・・・。








 そう思いながら、サクランボの木を眺めていると、どこからか、「今日もきのこさん?」・・・・、そう呼ばれた。振り返って見ると、見覚えのない方が門の所に立っていた。何でも、いつも見てくれているとか。どうも、この辺りに住んでいそうなので、近くに来たついでに探しに来られたらしい。以前にきのこの観察会でご一緒したことがあるらしい。そういえば・・・・・。

 楽しいようで、ちょっと驚いた朝だった。






 この日は、予定を組んでいたわけではないけれど、明日、予定している氷ノ山登山が雨で中止の可能性大なので、雪彦山に花を探しに行こうかと考えていた。それも、所用がこなし切れず断念。午後からビールを買出しに車を走らせた。


 春たけなわ。車窓から見える景色を見て思いついた。一面の・・・・、春。そんな絵を切り撮ろう・・・・。








 自宅近所の田圃では、レンゲソウを咲かせているところが結構ある。










もう、圧倒されるばかり・・・・


 そして、最近やたらと殖えているこれ・・・・





西洋カラシナ。ちょっと、澄んだ黄色で大量に咲いていると綺麗だし、この匂い・・・、嗅いでいると落ち着いてくるような・・・。


 次は・・・・・







一面の緑。近くの牧場の草原。牛の餌にするのだと思う。何を植えてあるのかと思ったら、ギシギシだ。子供の頃、この葉っぱを採ってきて、小学校のウサギにあげていたなぁ・・・・


 その次は黄色でも、色相いがちょっと違う・・・・・




菜の花。これは植えられたものだ。一面の黄色って、見ていると心が穏やかになっていくような気がする。





田圃跡に種が一面に撒かれたんだろう・・・・、畦にはホトケノザ。


 そして、菫草。





 これが、最後。春の色。




萌黄色。


 里山はコナラが芽を吹き、一面の萌黄色。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする