今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

今さらだけど・・・・、とどめの3連発(2)         2017.11.09~.

2018-01-10 22:23:26 | その他
          



 それから約1週間後、また阿倍野ハルカスの病院に2時間かけて行った。今度は人間ドックではなくて診療室だ。
時間が来て検査室に入ると初めて会う医者が大きなPCモニターの前に座っていた。そして、この間の胃カメラの検査の時の画像なんだけどと言って
見せられたのは、やはりあの時の如何にも怪しい画像だ。
良くテレビで見るシーンと同じじゃないか。医師が患者に告知する場面。ヤバイ、ヤバイ、ヤバいよこれ。。。。

 でも、あの時に見た画像では粘膜に黒っぽい染みのようなものが集まっているように見えたのだが、今回見せられたのは赤い。
これは血管が肥大したようにも見える。医者が言うには、これは食道の画像で「表在性ではないし、領域もないからまず良性のもの、
毛細血管が拡張したものだろうが、100%そうとは言い切れないので、拡大内視鏡で確認した方が良い」。
専門用語は覚えていないが、そんなようなことを言っていた。

 その時に医師が画像を見ながら「緑色に見えるから血管だと思う」と言っていたのが理解できなかったのだが、調べていると
表面より奥にある血管に光をあてた場合、血管と表皮の間の組織が血管からの反射光を部分的に吸収して緑色に見えると書いてあった。
要するにちょっと中側の血管は緑色に見えるということが医師は言いたかったのだろう。そして胃カメラの検査の時に見た黒っぽい画像も
同じものだったに違いない。

 なんだ、大したことないじゃないか心配させやがって・・・と思った。何故、バイオプシーをしなかったのかと聞いたのだが、
それには「やっても良かったけど、ややこしいから」とのこと。何のことか分からなかったが、それは実際の担当医師に聞かないと分からない。
多分、まず悪性じゃないと思ったけれど万が一を考えてくれたのかもしれない。
医者は最後に「検便で鮮血が出ていたから大腸検査もやっといてくださいね^^;)」と言って笑った。
嘘だろ・・・・、これでまた胃カメラと大腸の検査もしなければならなくなった。

 翌日、地元の総合病院の予約を早速とった。心配事はさっさと解決しておきたいものだから。そして、冒頭の写真になるわけだ。
朝、会社に顔を出してから受付を済ませたのは10時半、待っている間、暇だったので病院の周囲を歩いて見た。





数年前に出来た地域の中核病院。同僚が何人か入院していた時に見舞いに来たことはあったが・・・・





外周は綺麗に植樹されていて・・・・





良く見ると平戸、ドウダン、久留米ツツジなどを中心にクチナシなども植えてあるようだ。





紅葉の季節だから気が付く、患者への配慮。すっかり病人の気分になって有難いことだと思う自分・・・・








 医師の問診が始まったのは12時半だった。阿倍野ハルカスの医師からの紹介状の内容から始まり、精密検査の日程の相談になったが拡大内視鏡と
大腸ファイバーの検査を一日でこなすのは無理だとの事。仕方なく11月31日と12月1日の予約を取った。

 阿倍野ハルカスの医師のまず大丈夫だろうという言葉でかなり気持ちは楽にはなったけれど、不安を抱えて1週間ほどの仕事をこなした。
そして抗凝固剤の投与を5日間止めてから31日の拡大内視鏡検査を迎えた。今回は口からのカメラの挿入となったが意外なことに何も苦痛は無かった。
なんだ、鼻から入れる必要はないんだ・・・・。

 そして翌朝。





朝、起きて窓から外を見た。紅葉した山が見える。


 これから大腸ファイバー検査のために下剤を飲み始めるのだ。約2Lを飲み、3時間をかけて準備をする。そしていざ出陣・・・・


 検査を終え、前日の拡大内視鏡検査と大腸ファイバーの結果を医師から聞いた。結局、どちらも問題はないとのこと。えっ、そうなのか。
結果に文句があるわけじゃないけれど、阿倍野ハルカスに検査に行ってからの3週間は何だったんだろうか。大山鳴動して鼠一匹。
でも、それで良かった。これで不安ともおさらばと思ったのだが、まだ2発。それは?



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今さらだけど・・・・、とどめの3連発         2017.11.09~.

2018-01-09 22:35:19 | その他





 これから書こうと思っているのは昨年の秋にブログを続ける気力が萎えた幾つかの出来事のとどめの事件についてである。
・・・なんて書くと大袈裟だな。

 この日は朝6時半の高速バスに乗るために車でインターチェンジまで来て駐車場に車を停めた。家を出た時はまだ薄暗かったけれど、
車を降りた時には辺りが明るくなり、もう直ぐ日が顔をだす気配。冷え込んだ朝で、朝焼けの陽がさした畑からは靄が出ていた。
今日は大阪の阿倍野ハルカスまで行き、健康診断を受けなきゃならないのだ。

 バス停で待つと間もなくバスがやって来た。そして乗り込んでから高速に走り出したところで陽が登った。



          



 バスはやがて新大阪に着き、地下鉄に乗り換え天王寺へ。改札を出てからエレベーターに乗り19階経由で21階につき、クリニックの受付を済ませた。





係りの人が呼びに来るまで窓際のソファーに座って景色を眺めていた。


 身長・体重測定から始まって、特に変わり映えのしない検査が続く。そして、胃カメラの検査になり・・・・、鼻の穴からカメラを入れるのだが、
なかなか入らない。いつも鼻の奥が狭くて苦労するのだが、今回の担当は男の医者で力づくで押し込まれた。局麻を入れていても痛い・・・・
胃カメラの検査では自分でもモニターが見えるようになっていて医者が画像を見ながらああだ、こうだと言うのが聞こえるし、質問すれば例年は
説明もしてくれるのだが・・・・、今回は違った。

 仕方なくモニターを眺めていると明らかに普通じゃない画像が写った。どこが写っていたのかは分からない。医者はモニターに見入っている。
そして何度もカメラを撮っていた。そして、「あまりにおかしかったら、持って帰るから」と言った。きっとバイオプシー(組織をサンプリングすること)
で採った組織を病院まで持って帰るという意味なのだろうと思っていた。

 カメラは胃を通り越して十二指腸の中まで覗いて、また組織の写真を撮りながら抜かれていった。案の定、胃カメラを抜く時に血が噴き出した。
3年前に脳梗塞で入院してからプラビックス(血小板凝集抑制剤)を念のために飲んでいるので、カメラを挿入した時に傷ついた粘膜から出血しても
そう簡単には止まらない。それだけ、薬が効いているということだから良いのだが、こんな時はとても不便。検査中に見た画像で気が動転していて
バイオプシーされたのかどうか分からなかった。結局、医師は最後にUSBに画像を取り込んでいた。

 一通りの試験を終えてから、すぐに分かるデータについて説明を受けた。肝機能は去年と変わらずイマイチ。酒の飲みすぎだ。空腹時血糖は108で、
僅かに高め。耐糖能異常くらいの状態かな。体重、腹囲、血圧・・・・、メタボリックシンドローム予備軍。でも、胃カメラでの検査ではバイオプシーも
組織染色もされてはいなかった。大丈夫だったのかな・・・・



          



 検査を終えて着替え、19階に降りて景色を眺めた。梅田方面だろう、高層ビルが沢山見えていた。エスカレーターから階下をみると・・・・




          




 凄い人だ。葛飾北斎展をやっているのだ。どのくらいの待ち時間なのかなと思って降りてみるが・・・・





どういう意味だろう。チケットを買うまでに70分、買ってからの待ち時間が70分ということだろうか。どちらにしても冗談じゃない。



 健康診断の受付で貰った1000円の金券で昼飯を食べることにした。少々、消耗したのでガッツリと。







 また2時間ほどかけて帰宅。仕事場に寄ろうと思えた寄れたが疲れたのでそのまま家に帰ってしまった。検査の結果が戻ってくるまでには
3週間くらいかかるという話だったが、検査の時に見てしまった画像のことは不安だったが翌日から仕事をしている内に忘れていた。

 しかし、その週の土曜日、自宅でゴロゴロしていると携帯に着信があることに気が付いた。その電話番号にはなんとなく記憶があったのだが、
思い出せなかった。念のため、折り返し電話を掛けてみると阿倍野ハルカスの診療所からだった。なるべく早く、再度来院して欲しいという医者からの
伝言を受け付けが連絡してきたのだった。当然、「何故行かなければならないのか?」と聞くのだが、「それは聞いていない」とのこと。
では、医者と話させてくれというのだが、「もう帰ったから分からない」ということだった。きっと、あの胃カメラの画像のことなのだろう。

 不安なまま月曜日に出社して、また病院に電話をして医者と話をさせて欲しいと頼むのだが来院したら直接話すということ。これは、相当ヤバイ。ヤバイ。



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今さらだけど・・・・、ある日の出張         2017.10.31.

2018-01-08 16:55:50 | その他
 昨年、ブログを中断した時に編集画面に用意していた写真があった。今年になって気が付いたのだが、折角だから続きを書いておこう。
ブログを中断する幾つかのきっかけの内の一つだからろくでもない話ではあるのだけれど。

 この日は横浜へ出張だった。朝から快晴の日で今日は綺麗な富士山を車窓から観れそうだなと期待して高速バスに乗ったのだった。
新大阪の駅に着いてから昼飯をマクドナルドで調達してホームに上がった。











 やがてのぞみが当たり前のように、時間通りに走ってきてドアが開く。乗り込んでから座席につきPCを立ち上げた。会社は始業時間を過ぎた頃だ。
のぞみは大阪府内を走りながらスピードを上げて行く。あぁ良い天気。







 のぞみは京都に停車してから琵琶湖畔を走り抜け・・・・












 伊吹山が綺麗に見えた。3合目のリフトの駅もはっきりと見えていた。その後、メールのチェックとか資料の確認などしてから外を見るとあれ?




ドン曇りの富士山
何だか、嫌な予感がしたもんだった。


 それからハンバーガーとコーヒーで昼飯を済ませて新横浜下車。仕事の打ち合わせに向かった。相手はもう5年位一緒に仕事をしているベンチャー
なのだが、オフィスを訪ねると研究室ではなく階の異なるいつもとは違う会議室に案内された。おかしいなと思っていると相手は新しいファンドがついたので、
契約の切れる来月からは仕事は継続できないという。しかも現在のプロジェクトはアカデミックには評価されるだろうがビジネス的にはハードルを越えるのは
かなり困難そうだとのこと。兎に角、来月までに報告書をまとめるのでその後に相談しようということになった。1時間も経たずに帰路に着くが・・・・、
そんなことならまずはメールなり電話で連絡するべきじゃないのか。富士山が見れると思ってのぞみに乗った自分が愚かに思えて悲しくなった。

 さて、真っすぐに新横浜に戻り、またのぞみに乗る。いつものようにスーパードライを飲みながら、車窓から景色を眺めていた。












 また伊吹山が綺麗に見えた。夕陽を浴びてオレンジ色に色付いていた。一日、ずっと晴れていたのかな。伊吹で一日遊んでいれば良かった、本当に。



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今年のカレンダー 2018       2018.01.07.

2018-01-07 22:28:16 | その他

表紙



 今年も遅れ馳せながらカレンダーを作りました。ちょっとネタ不足だし、マンネリも怖いという気持ちがあるのは困ったものです。




1月 万両

 これは母の家の庭の万両。裏庭には蝋梅の花が咲いているのです。毎年、1月は題材に困るのですが、今年は・・・、らしくない選択。




2月 節分草

 2月から3月にかけて毎年いろいろな自生地や管理地を歩いています。場所に拠っていろいろなタイプの花が咲きますが、
好みは楚々として青味の強いものです。沢山咲いていて、つい群生を撮ってしまうけれどカレンダーにはアップの方が良いようです。




3月 ユキワリイチゲ

 3月は早春の花が一斉に咲き出す季節。何を選択するかはとても悩ましい時期ですが、今年は広島県でみた美しいユキワリイチゲと
青空からの木漏れ日の写真を。もう少し、絞って写したら良かったのにと思います。




4月 シロバナネコノメソウ

 この時期、渓谷を歩けば珍しくない花ですが、岡山県北部の滝を観に行った時に、丁度、雄蕊の葯が綺麗に赤いシロバナネコノメソウに出会いました。




5月 タカネエビネ

 毎年5月には沢山のエビネ類に出会います。いろいろなタイプがあって何を選ぶか迷うのですが、今回はタカネエビネを選びました。
訪れた時期が丁度良かったというのがその理由。




6月 ギンリョウソウ(桃花)

 ギンリョウソウは妖しげで気味悪く思う人もいるかもしれませんね。今回は、桃色のギンリョウソウが森の中で相談している
ようで面白かったので選びました。如何?




7月 オオキツネノカミソリ

 花を探して森を彷徨っていた時に出会ったオオキツネノカミソリの大群生でした。ちょっと盛りを過ぎていたし、露出オーバーで恥ずかしいですが、
今から戻って写し直す訳にはいきません。




8月 シロシャクジョウ

 ここで高山に登って可憐な花の写真をアップしたいところですが、今年は超希少種のシロシャクジョウの花を選びました。薄暗い杉林の中の
白い花を写すのは僕にはとても難しくて。今年も行ってもっと綺麗に写して来たいものです。




9月 センニンソウ

 自宅周辺の9月から10月にかけて、車で走っていて一番、目に付くのはセンニンソウとボタンヅル。今年はセンニンソウを選んでいます。純白の花は
やはり魅力的です。




10月 野菊

 長野にマツタケ採りに行った帰りの高原で見かけた野菊です。この時期、野菊はそこら中で咲いているのですが、この野菊は桃色で普通の野紺菊とは
明らかに違うもの。とても印象に残っているのですが…。今年は同じ場所に行って少し掘り取って来ようと思っています。




11月 紅葉

 紅葉が綺麗な場所は幾らでもありますが、これは母と帝釈峡に行った時に撮ったもの。それだけ。




12月 降雪前の渓谷

 雪に閉ざされる前の渓流。降り出したら3月半ばまでアクセス不能。



 では、また来年。



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明けましておめでとうございます。そしてお久し振り!       2018.01.05.

2018-01-05 22:15:19 | その他




 今年もよろしくお願いします。

 2箇月ほどブログを休んでいました。例年、年賀状は一年の間に出会ったきのこや花の写真を選んで作るのが習慣になっていましたが、
今年はジョビが死んでしまい、近くに住んでいた長女も年末に愛知の方に引っ越して、家の中は夫婦二人だけになってしまったなという
気分で写真を見ていて、このミノコバイモの写真使うことにしました。
 年賀状をPowerpointで作ってしまったので、ファイルをJPEGに変換してupしようと思ったのですがあまりに酷い解像度なので、
WindowsのSnipping Toolでモニター画面を切り取ってJPEG変換しました。結構見れる解像度で驚いています。

 正月は引っ越したばかりの長女と次男夫婦+2匹が来て賑やかでしたが、今日は仕事始め。また、長い1年の始まりです。
しばらくはきのこにも花にも出会えそうも季節ですが、何かしら書いて行こうかなと思っています。



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