
久し振りに高速を飛ばして福山の母の家に向かう。明日は朝から友達と花を探して歩く予定にしているので、
今日は寄り道をして妻と渓谷を歩くことにした。谷の入口の薄暗くて狭い駐車場に車を停めて歩き出す。岩壁にはいろいろと知らないものが
生えているのだが、それをいちいち見ていては切りがなく・・・・、でも、このマンネングサの類はなんだろう。


ヤブヘビイチゴ?
この谷は去年の大雨で増水して河原の植物は大方流されてしまった。でも、川から少し高い散策路周辺の植物は何とか残っている。
その散策路を川沿いに登って行く。

いろいろな葉
この中で一番目立っているのはキクガラクサだろう。でも、かなり希少な植物でこの県では絶滅危惧Ⅰ類に指定されている。
この谷に限ってはグランドカバー的に生えているから不思議。

キクガラクサ
花は小さくて白い。
この渓谷はいつ来ても湿度が高くて、歩いていると汗が噴き出してくる。きのこの発生には適しているのだろう。

ワサビカレバタケ
枯れ枝から出ていた。

アヤメイグチ?
孔口の青変性あり。齧ってみたが特に辛みはない。傘の変色性を確認しようと道の脇に擦ってから置いておいたのだが、
確認するのを忘れたまま帰ってしまった。

キジョランの果実(長径10cmほど)
誰かが分かるように置いてくれていたのかな。。。
実は探し物をしていた。それが、これ。

ベニシュスラン
来週くらいには咲くのかな・・・・、といっても来ることは出来ないけれど。

滝まで登ってから来た道を戻った。母には午後の4時頃に行くと言っておいたのだが、もう4時半を過ぎている。遅れるのはいつものことなのだが、
今回も1時間以上遅刻となりそうだ。