先日SFの御大小松左京氏が亡くなったのでふと思い立って
図書館で借りてきた。
「天才はつくられる」と「ぼくは呼ばない」の2編が収録
されている。ジュブナイルSFだ。
天才はつくられる (角川文庫 緑 357ー23) [文庫]
眉村 卓 (著)
文庫: 212ページ
出版社: 角川書店 (1980/05)
ISBN-10: 4041357233 . . . 本文を読む
入院して暇だったので昨日の午後から読み始める。
実は病院に持っていくのにどれにしようかな、と
悩んだのだが、そこそこ分厚くて私が買ったとは
思えない本は?と探したのがこれ。
早川書房なので推理小説かSF小説がメイン。
作者のチャンドラーは知っている。1冊くらいは
読んだことがあるかもしれない。
犯人は誰かなという興味で読むのが目的なら面白いかも
知れないが、私はこのジャンルは好きということもな . . . 本文を読む
これも図書館からの借り物。
尻が痛いので布団をしいて寝そべって読む。
別に肩の凝るような内容ではないので昼下がりに読了。
途中ゲリラ豪雨で洗濯物の取り入れや雨戸を閉めたりする。
筒井康隆の著作は久々に読むのだが以前のような抱腹絶倒
唖然茫然の切れ味が感じられないのはなぜだろう。
阿刀田隆高の短編のほうがまだ読み応えがあるように思う。
老境も深まり筆勢が衰えたのだろうか。
それでも「鬼仏交替」 . . . 本文を読む
昨日図書館で借りてきた。
尻をいたわりつつソファーに寝そべって読む。
ひとつが3~5ページ程度のエッセイなので
かしこまって読むほどのものではない。
忘れることはごく普通のことで嘆くこともあるまい。
とりたてて気に入ったものはなかった。
-------------------------------
忘却の力―創造の再発見 [単行本]
外山 滋比古 (著)
単行本: 191ページ
出版 . . . 本文を読む
今日も暑い一日だった。
こういう日はエアコンを効かせた部屋で
ネットサーフィンするか読書するのがいい。
この本は題名にひかれたというより作者の
知名度から手にとったもの。
彼は作家であり精神科医であることは知って
いたが、たぶん、著作を読んだことはないのでは
と思う。
で、あらためて署名を見て、私にも「ささやき」が
あって無意識にこの本に手をのばさせたのかと
思ったりして。
ことほど左様に「 . . . 本文を読む
わかりやすい語り口でものの価格がいかなる努力のもとに
決められていくかが書かれている。
第2部では、価格破壊のトレンドを切り開いたカリスマたちの
ビジネス戦略についてそれぞれの個性から明らかにしている。
そして、安さだけを求める消費者の姿勢に、はたしてそれが
国民全体の豊かさにつながるのか、と自覚を促している。
まぁ、それぞれの購買能力に応じて消費するしか仕方あるまい。
価格比較サイトでじっく . . . 本文を読む
これはわかりやすい! しかも面白い。
故事成語の意味を説明しながら経済関連のキーワードに
つなげていくなんてなかなかのものである。
四苦八苦して読み終えて結局何もわからなかった、という
のよりは読後感がすっきりして良い。
久々に故事成語の意味を確認し、その由来をあらためて
知ることができためになった。
えっ?経済キーワードの方はだって? ・・・
もうすこし詳しい内容が記載されているブログはこ . . . 本文を読む
経済関連のニュースに頻出する主要なキーワードを
わかりやすく説明している好著なのだと思うが
いかんせん私の理解力がついていけてない。
構造改革はなぜ遅れるのか(第6章)、年金改革はなぜ必要か(第9章)、
財政悪化はなぜ問題か(第11章)、ゼロ金利と日銀(第19章)
など興味深い論点が多い。
----------------------------------------
経済ニュースの読み方 . . . 本文を読む
テレビのバラエティ番組で生きていくための知恵が体系的に学べる、と思う。
実社会ではどうかな?
軽い奴、と見られてそれっきりかな。
でも処世術として徹底できれば成功するかも。
こういうキャラは生真面目な会社風土では貴重かも知れない。
5章、6章の目次が割愛されているが、内容としてはここに肝が記述されている。
--------------------------------------------- . . . 本文を読む
書名からくる私の期待感と内容に大きなギャップがあった。
推理小説にでてくる探偵のお話だ。
犯罪や犯人は年の雑踏にこそよく紛れ込む。
推理小説の愛読者ですら断片的な紹介だけの論旨展開で
理解ができているかは疑わしい。
ましてや、推理小説にあまり関心のない私にとって
ほとんど理解できなかった。
こういう場合は、著者のうんちく話につきあわされた
ということでお茶を濁しておこう。
それにしても今日は暑 . . . 本文を読む