秋も深まり読書週間と相成った。しかし、老眼の進んだ今では読書からは程遠い。40年前の若いころに読んだ本でも記録して書名だけでも記憶から辿ろうか。
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•胡瓜の馬
•チョコチップミントをダブルで
•ゴミ屋敷モノクローム
•月の上の観覧車
肯定できない人生でも、そこには束の間かも知れないが幸せな時もある。
その逆も然り。
読書はそういうことを振り返させてくれる効用がある。
久々に本を開いてしばし物語に沈潜できた。
帰っていくところがある。
心の中で希求しながら人生という糸を紡いでいる、と感じた。 . . . 本文を読む
2年ぶりに本というものを広げる。
読むきっかけはこの前の土曜朝8時過ぎの『ラジオ文芸館』。
このラジオ番組はほぼ毎週聞くのだが関心に差異がある。
つまり良かった、つまんなかった。
その日は荻原浩の「月の上の観覧車」。
彼の作品は読んだことがない。
プロフィールを見ると『明日の記憶』、『愛しの座敷わらし』というのが。
これらの題名は映画で知るところ。
妙に感じるところがあって、同じく聞いていた家内 . . . 本文を読む
昨日ブックオフで買ったジェイムズ・P・ホーガンの
『星を継ぐもの』を引き続き読む。
なかなか引き込まれるようなストーリで
残り200ページも飽きることなく読み進めた。
人類は地球上の他の生物と違いなぜ高度に発達した
知能、文化を持つのか。
これに対する大胆な仮説が明かされる。
プロローグの結末がエピローグで示される。
なんだか地球、宇宙の歴史、
人類はどこから来て、が理路整然と
解き明かさ . . . 本文を読む
いろいろのエピソードが盛り込まれていて私のような
世代には懐かしくもあり分かり易いい。
どんな時代にも課題が山とあったのだな、と思う。
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「豊かさ」のパラドックス 広岡 守穂著 (講談社現代新書)
新書: 210ページ
出版社: 講談社 (1986/09)
ISBN-10: 4061488279
ISBN-13: 978-406148 . . . 本文を読む
前回1986.1.15に読み終えたもの。
単行本は1972年刊行とある。
いま読み返しても少しも古さを感じない。
むしろ少しも進歩していない現在社会の病巣を
あらためて指摘しているようにも思える。
時代を超えて考えさせられる一書だ。
こういう本は最近見当たらないような気がするが
私のアンテナが低すぎるからなのか・・・
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文庫: 270ペ . . . 本文を読む
1986/1/14読了の再読。
なかなか面白いエッセイだと思い家内が何か
読む物はないの、と言うので推薦したが
わたしには合わないと返された。
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片目の哲学 (角川文庫 緑 340-1) [文庫]
なだ いなだ
文庫: 244ページ
出版社: 角川書店 (1973/04)
ISBN-10: 4041340012 . . . 本文を読む
中上 健次という作家は私にとって不思議な言葉の操り手に思える。
彼の作品には紀伊、熊野の土地の香りがぷんぷん漂う。
ついこの前、紀伊半島を中心に大きな被害をもたらした台風12号は
作者の生まれた場所でもある。
尾崎豊 十七歳の地図 というのもあったな。きっと意識したと思う。
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十九歳の地図 (河出文庫 102B) [文庫]
中上 健次 (著) . . . 本文を読む
眉村卓のジュブナイルSFの3冊目である。
浜松に向かう車中で読む。
中学生時代に読めばきっと感情移入できる、のだと思う。
年を取りすぎたようだ。
ねじれた町 (角川文庫 緑 357-27) [文庫]
眉村 卓 (著)
文庫: 208ページ
出版社: 角川書店 (1981/01)
ISBN-10: 4041357276 . . . 本文を読む
昨日に続いて眉村卓のジュブナイルSFを寝起きに読む。
地獄の才能 (角川文庫 緑 357-24) [文庫]
眉村 卓 (著)
文庫: 188ページ
出版社: 角川書店 (1980/09)
ISBN-10: 4041357241
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