8 一億総ＥＣ

【意味】この夏よりＢＳデジタルの試験放送が、同１２月には本放送がスタートされます。
地上波デジタル放送の持つ「双方向」という新しい特長を活かしたデータ通信事業によって、インターネットと融合した放送型ＥＣが実現します。即ち「一億総ＥＣ時代」の実現も目前に迫ってきたとも言えるでしょう。
　ここでは、2000年次世代携帯電話や地上波デジタルの多用な利用方法や、今後、企業における既存型ＥＣからのインフラのシフト等について、その魅力と今後のナビゲーションを行います。　

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【出典】TKISソリューションセミナ#2「最新ＥＣ動向“一億総ＥＣ時代”へ」7月5日開催

【主観的解釈】東芝関西情報システム（株）（ＴＫＩＳ）だけに通用する造語のようだ。ＥＣ＝Electronic Commerce＝電子商取引のビジネス形態が日本全国に普及しだした、ということを意味する。確かにネット・ショッピングはそこそこの利用人口になりつつある。しかし、ＴＫＩＳの予見する放送型ＥＣはまだ先のように思われる。
なんたって、我が家にはデジタル放送の視聴予定もないし、むしろ、テレビ離れが静かに始まっているようにも思える。
私の場合、週に１，２時間見るかどうかで、通勤時に聞くラジオの方が長いくらいだ。それより、ＰＣに向かっている時間のほうがずうっと長い。
いまさらテレビがアナログからデジタルに代わるといってもモノクロからカラーに代わるほどのインパクトがあるとは思えないのだが。
むしろ、一億総ＤＶＤでも書いたように、放送コンテンツのアーカイブ化こそ期待したい。無理だろうな。


【類義語】一億総電子商取引、一億総Ｅビジネス、一億総ネットショッピング、一億総通販

【反義語】（なし）

【その他】インターネットの普及がビジネス形態に変化を引き起こしている事は間違いない。酒屋さんが世界規模で商売を展開しているコマーシャルがあったが、強ち無理な発想ではない。国内ではニッチなビジネスでも、ネットを使うことで世界規模でのビジネス展開と売上・利益の拡大の可能性がある。ただ、どんなビジネスが該当するかというとわからない。当初は小さいビジネスだったのだろうが、オークションとか書籍販売とか証券取引なんかは大きく成長したと言えよう。
どれがブレークするビジネスかはわからないところに金鉱探し的な大きなチャンスが期待できるのではなかろうか。