5 一億総ＣＧアニメーター

【意味】プロジェクトDoGaが経済産業省絡みのプロジェクトにDoGaが参加するとの発表がなされた。これにより、全国の小学校にDoGa-Lシリーズを無償配布するという「日本DoGa化計画」がスタートすることになる。このことで小学生からCGの創作に取り組むようになるだろうから、いずれ国民全体がCGアニメーターになるだろうとの意見。

【ＷＥＢ検索結果】該当１件　goo：２０件　yahoo：１８件
　　　　　　　　　※１件以外は検索語が含まれているというだけ。

【出典】第15回ＣＧアニメコンテストリポート

【主観的解釈】これも願望的根拠レス憶測の類の造語である。

【類義語】（何でもありなので省略）

【反義語】（思いつかない）

【その他】　今回の言葉もあまり書くべきことはない。なんて書くと、今後出てくる言葉の大半も同工異曲と予想されるので、このシリーズの意味が失せてしまう。
一億総「理科離れ」で書いたことにも通じるが、アニメは日本の誇るべき優秀な輸出品である。しかも、大量生産の加工品ではなく、著作権を背景にした世界に通用する、というか、優位に展開しうる有力商品である。
コンテンツの善し悪しがビジネスの成否を左右する現在、将来である。
政策的にも「一億総ＣＧアニメーター」を国策として強力にCGアニメーターの育成を支援し当該産業の振興を図るべきだろう。そうすれば、全国民ほどではなく、1000人、いや、100人の優秀なCGアニメーターが育って世界に作品を配給できれば、１兆円ビジネスにまで成長するだろう。海外のアニメで競合相手となるのはせいぜいディスニーアニメくらいのものである。それさえも、日本のアニメを模倣せずにはビジネスにならない状況である。
「バンビ」の頃は確かにアニメの素晴らしさを世界の子供たちに知らしめた。私も、幼少時のぬいぐるみで記憶に残っているのは、本体に粉糠を入れたフェルトのバンビであった。
しかし、今は日本アニメがそれに取って代わっている。優秀な日本を代表しうるアニメーターの卵の発掘、育成こそ重要なこの名のである。
多分、この言葉を造語した人も同じ気持ちからだろうと推察する。