気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

計数感覚

2004-05-28 00:39:29 | 心象風景・身辺雑記
日本商工会議所の各種資格試験の受験者数は年100万人らしい。
そのうち簿記が50万人超で半数を占める。
一方、凋落傾向にあるのが珠算検定で10万人くらいとのこと。
そろばんは昔の子供のお稽古事の1,2を争う人気であったが、今は
習わせる家庭も少ないのだろう。
私の子供たちも学校でちょこっと習った程度。そろばんを買ってはあげたが、昔の計算機程度の理解なのだろうな。
しかし、このそろばんを習うと言う事は数字に対する感覚、すなわち、計数感覚を養うのに効果的という。
今の時代、そのような訓練をしていないのが実情で憂うべきことのようだ。
まぁ、計数感覚が乏しいから、数字の桁違いなんかも起こすんだろうな。
概算ができないことに起因していよう。
これは、計算尺のほうがより効果的かも知れない。

昔の田舎にはそろばん塾なんて、いや、塾なんてなかった。現在も人口減少で塾なんて成りたたない。
そんな中、学校のクラブで練習したものだ。
それで、大学時代はそろばん塾のアルバイト講師もして生活費を稼いだ。

読み書きそろばんが基礎知識であった時代から変わってしまったのだろうか?
長年の教育学の蓄積があり、よりよい教育環境、教育内容へと向かえるはずなのに、いじくられているのかなぁ。
試行錯誤で、ゆとりだ、つめこみだ、中高一貫だ、早期英語教育だ、と今の子供たちは翻弄され続けているのではなかろうか?

少子化で私たちの時代よりより満足のいける教育を施せるはずなのに。

いつか、精緻化する社会について考えてみたいが、専門分化による弊害が将来を担う子供たちの教育に悪影響を与えない事を願う。
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