TV朝日午後9時から見るとはなしに見始め、そして最後まで見てしまった。
戦局が厳しくなってからを題材にしたドラマ、映画の多くと違い、笑を
滲ませながら、しかし、それゆえに受け手に訴えかけてくるものがある。
往年のラジオドラマ「駆逐艦雷電の告別」を彷彿とさせる。
角川書店発行、今井雅之著「THE WINDS OF GOD-零のかなたへ-」
<配役>
田代誠・岸田秀雄海軍中尉 : 山口 智充
袋金太・福元貴志海軍少尉 : 森田 剛
水田トキ : 泉 ピン子
他
<序>
田代誠(山口智充)と袋金太(森田剛)は、大阪から上京した若手漫才コンビだ。お笑い界の頂点を目指しているが、売れていない…。その日、2人は、帰阪する大原美咲(沢尻エリカ)を見送るため、全速力で自転車を走らせた。ところが、東京駅に向う途中、2人は飛び出してきたダンプカーに激突する。
2人はこの事故を境に、終戦間近の1945年(昭和20年)8月にタイムスリップした。そこは日本海軍の神風特攻隊基地。
しかも、田代は特攻隊員の岸田中尉と、金太は同じく福元少尉とそれぞれ肉体が入れ替わっている。
戦局が厳しくなってからを題材にしたドラマ、映画の多くと違い、笑を
滲ませながら、しかし、それゆえに受け手に訴えかけてくるものがある。
往年のラジオドラマ「駆逐艦雷電の告別」を彷彿とさせる。
角川書店発行、今井雅之著「THE WINDS OF GOD-零のかなたへ-」
<配役>
田代誠・岸田秀雄海軍中尉 : 山口 智充
袋金太・福元貴志海軍少尉 : 森田 剛
水田トキ : 泉 ピン子
他
<序>
田代誠(山口智充)と袋金太(森田剛)は、大阪から上京した若手漫才コンビだ。お笑い界の頂点を目指しているが、売れていない…。その日、2人は、帰阪する大原美咲(沢尻エリカ)を見送るため、全速力で自転車を走らせた。ところが、東京駅に向う途中、2人は飛び出してきたダンプカーに激突する。
2人はこの事故を境に、終戦間近の1945年(昭和20年)8月にタイムスリップした。そこは日本海軍の神風特攻隊基地。
しかも、田代は特攻隊員の岸田中尉と、金太は同じく福元少尉とそれぞれ肉体が入れ替わっている。
未だになんで零なの、と思うわけです。
零戦・特攻隊のお話だから?
それとも、ゼロ=消失点・バニシングポイントを象徴?
そして、「かなたに」ということでその先に何が?を暗示?
「雲の墓標」という本もありましたね。
今年は戦艦大和の映画も封切られるようで、あの時代の悲劇性と自らの生を断ち切っても悔いのない大義とは何かを今を享受して疑念を挟まない人々に訴えかけようとしているかのようです。
先程はわたしのブログにコメントをくださいまして有難うございました。
戦争と漫才で思い出すのは,「兵隊さんの時間」というラジオドラマですね。こちらはSFではないので趣旨はだいぶ異なりますが…。6年ちかくも前の記事にコメントしてごめんなさい。
「兵隊さんの時間」は某動画サイトで聞けるようですね。ラジオドラマは久しぶりに今度聞いてみようと思います。