花もグルメもデザートも!6つのお楽しみ
感動の芸術作品にふれるアートな休日
旅情満喫!ローカル列車ミステリー(平成14年7月7日)
これが七夕の日に実施された日帰りバス旅行の名称である。
さて、今回はどこに連れて行ってくれるのかと興味津々である。
「6つのお楽しみ」がヒントになるのだが、さっぱりわからない。
ちなみに、お楽しみというのは・・・
1.季節のお花畑
2.高原のローカル列車に乗車
3.名物駅弁を車内でご賞味
4.感動の芸術作品
5.ワッフルと紅茶で一息
6.郷土銘菓のおやつ
高原のローカル列車で、もしかしたら小海線かなと思ったが違った。
そんないろいろな思いを乗せてバスは早朝の街を出発した。
どうやら北に向かっているようで、やがて関越自動車道に入り、
そして、長野自動車道へ。
佐久PAでおぎのやで休憩後さらにバスは先を進み上田に着く。
上田駅でここからローカル列車(上田交通)に乗車し別所温泉まで
行ってくださいとのこと。
電車は都会で御用の済んだ列車と思える。
しばしの間、車窓の変化を楽しみながら弁当をひろげる。
別所温泉は「信州の鎌倉」と言うらしいが、理由はわからない。
調べてみた。別所温泉を含む(?)塩田平は、
『どうして塩田平が信州の鎌倉と言われるかといえば、鎌倉時代に、
頼朝が、この塩田平(信濃国小県郡塩田庄)に地頭を任命した。
任命されたのは、彼の信頼が最もあつかった惟宗忠久(後の島津忠久)
であり、全国的にみても、最も早い任命であることをみても、
塩田地方を、頼朝が重視してことが想像できる。』
ことが由来のようだ。
別に別所温泉で入浴休憩するわけではなく、再びバスに乗りこむ。
そして、人家のまばらな、夏草、緑の木々の茂る場所に着き、
ここからしばらくの歩き。
坂道を登って行くと、「戦没画学生慰霊美術館 無言館」の標が。
さらに坂道を進むとコンクリート打ち放しの建物の前に出る。
館内は撮影禁止とのことで、若くして画業の筆を折り、戦地に赴いた
画学生の遺作の陳列を無言で見て回る。館内は重苦しく、
『無言の無念なり』のうめきが充満しているようだ。
妹や女友達を描いた作品が多いように感じた。
今、思い起こしながらこう書いているとき、ふと、先日見た
「男たちの大和」の映画で、友人の恋人をデッサンして残していく
シーンとオーバーラップしてしまった。
重苦しい館内から外の出ると真夏の陽光が目に眩しい。
それからバラ園に行き種々のバラを鑑賞した。何故か、コスモスなんかも
咲いていた。休憩所でデザートをいただき帰路に就く。
今回のツアーでは「無言館」に行けたことが収穫であった。
戦没画学生の美術館というものをはじめて知り、そして
彼らの作品を全国を巡り収集し展示していることに頭が下がる。
緑の木立の中で静かに眠れ。君たちの希望も絶望も生きている者達に
永遠に問い続けることだろう。
七夕飾りに祈りをこめるように。
【上田交通 別所線 上田駅】
【ローカル列車】
【信州の鎌倉】
【無言館への道】
【無言館入口】
【無言館】
【バラ】
感動の芸術作品にふれるアートな休日
旅情満喫!ローカル列車ミステリー(平成14年7月7日)
これが七夕の日に実施された日帰りバス旅行の名称である。
さて、今回はどこに連れて行ってくれるのかと興味津々である。
「6つのお楽しみ」がヒントになるのだが、さっぱりわからない。
ちなみに、お楽しみというのは・・・
1.季節のお花畑
2.高原のローカル列車に乗車
3.名物駅弁を車内でご賞味
4.感動の芸術作品
5.ワッフルと紅茶で一息
6.郷土銘菓のおやつ
高原のローカル列車で、もしかしたら小海線かなと思ったが違った。
そんないろいろな思いを乗せてバスは早朝の街を出発した。
どうやら北に向かっているようで、やがて関越自動車道に入り、
そして、長野自動車道へ。
佐久PAでおぎのやで休憩後さらにバスは先を進み上田に着く。
上田駅でここからローカル列車(上田交通)に乗車し別所温泉まで
行ってくださいとのこと。
電車は都会で御用の済んだ列車と思える。
しばしの間、車窓の変化を楽しみながら弁当をひろげる。
別所温泉は「信州の鎌倉」と言うらしいが、理由はわからない。
調べてみた。別所温泉を含む(?)塩田平は、
『どうして塩田平が信州の鎌倉と言われるかといえば、鎌倉時代に、
頼朝が、この塩田平(信濃国小県郡塩田庄)に地頭を任命した。
任命されたのは、彼の信頼が最もあつかった惟宗忠久(後の島津忠久)
であり、全国的にみても、最も早い任命であることをみても、
塩田地方を、頼朝が重視してことが想像できる。』
ことが由来のようだ。
別に別所温泉で入浴休憩するわけではなく、再びバスに乗りこむ。
そして、人家のまばらな、夏草、緑の木々の茂る場所に着き、
ここからしばらくの歩き。
坂道を登って行くと、「戦没画学生慰霊美術館 無言館」の標が。
さらに坂道を進むとコンクリート打ち放しの建物の前に出る。
館内は撮影禁止とのことで、若くして画業の筆を折り、戦地に赴いた
画学生の遺作の陳列を無言で見て回る。館内は重苦しく、
『無言の無念なり』のうめきが充満しているようだ。
妹や女友達を描いた作品が多いように感じた。
今、思い起こしながらこう書いているとき、ふと、先日見た
「男たちの大和」の映画で、友人の恋人をデッサンして残していく
シーンとオーバーラップしてしまった。
重苦しい館内から外の出ると真夏の陽光が目に眩しい。
それからバラ園に行き種々のバラを鑑賞した。何故か、コスモスなんかも
咲いていた。休憩所でデザートをいただき帰路に就く。
今回のツアーでは「無言館」に行けたことが収穫であった。
戦没画学生の美術館というものをはじめて知り、そして
彼らの作品を全国を巡り収集し展示していることに頭が下がる。
緑の木立の中で静かに眠れ。君たちの希望も絶望も生きている者達に
永遠に問い続けることだろう。
七夕飾りに祈りをこめるように。
【上田交通 別所線 上田駅】
【ローカル列車】
【信州の鎌倉】
【無言館への道】
【無言館入口】
【無言館】
【バラ】
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