気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

振り返るほどの蓄積もなかったあの頃と振り返る時間の余裕もない今

2011-02-02 20:19:04 | 今日の言葉
こういう年になると、つい、老境と言われる年齢に差し掛かった今と
若い頃を対比してしまう。
別にその時々を完全燃焼して生きてきたわけでもないので
ごく平凡な人間の感想に過ぎないのだが。

ここんところの心境としては「追い立てられる」という気分は
影を潜めてきたように思う。
齷齪(あくせく)という言葉は私の今ではないに等しい。
そういう「頑張らない」私を見て家内は「髪の毛が増えてきたみたい」
と表現する。そうであっても(それを冗談ともイヤミとも受け取らず)
不思議に思わない自分がいる。
これでいいのかな、と思う。

若い頃であっても、それより若い時代のことを思い起こし懐かしむ
こともあろう。でもそれは今から比べれば短い時間の記憶に過ぎない。
その数年前の記憶でも、今の私の1ヶ月前、いや、1週間前の
記憶より鮮明だったかも知れない。
その後いろいろのことがあり年を重ねて今に至る。
時間的にも余裕ができ、今まで読んできた本や撮りためてきたビデオ、
録音してきたテープなどをプレイバックできるように思える。
にもかかわらず、忙しくもないのにそれができないのが不思議である。

まだまだ他にすることが沢山あるということなのだろうか?
それにしては、休みの日はのんびりグータラしている私って?


『マッチ擦るつかの間海に霧深し身捨つるほどの祖国はありや』(寺山修司)

本当はこのうたに触発された何かを書こうと思っていたのだけど
全くもって情け無い・・・

参考  うたには心を動かす力がある。
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