気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

文学のすすめ(高橋和巳編)

2010-07-22 22:22:37 | 今日読んだ本
一日に2冊も3冊も読めるものではない。
もう少しで読み終えるのだが、通勤電車の往復の途中で
読み終えそうなので別の本を読み始めたため読み残しが
生じた。
それを今夜のひとときに続いて読み終えた、というわけ。

40年からの前の本を読み直す。
こういう営為はある意味大切かも知れない。
若い頃に読んだ本を老年にさしかかり読み直す。
そこから新たな発見、感慨を見出すやも知れない。

学問のすすめ6 高橋和巳編「文学のすすめ」(1968年10月30日 筑摩書房)
(私の所有する同書は、1976年6月30日 初版第10刷)

-目次-
Ⅰ イメージの形成と追求 (ききて 高橋和巳)
 想像力の根源 大江健三郎 1935-
 想像力の解放と人間の解放 野間宏 1915年2月23日 - 1991年1月2日
 夢と想像力 埴谷雄高 1909年12月19日 - 1997年2月19日

Ⅱ 時代と文学
 現代思想と文学 高橋和巳 1931年8月31日 - 1971年5月3日
 疎外と文学 平井啓之 1921年4月10日 - 1992年12月27日

Ⅲ 文学と感動
 壁の意識 秋山駿 1930-
 文学的感動の図式 作田啓一 1922-
 研究と感動 柴田翔 1935-

Ⅳ 現代文学の問題
 無神論と小説 -喪失の時代の中で- 真継伸彦 1932-
 二つのものを結ぶ力 -新しい方法を求めて- 飯島耕一 1930-
 未来社会の文学 小松左京 1931-2011年7月26日(80歳)

あとがき (高橋和巳)

こうして見ると編者の高橋和巳がいかに若くして生涯を閉じたかがわかる。
どのような境地を切り開くかと嘱望されていたのに真に残念である。
健在であれば森田童子の歌詞にも影響を与えただろうに・・・・
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