『ゼロ・グラビティ』

今朝の新聞で「オデッセィ」の映画評が掲載されていた。
そこに「ゼロ・グラビティ」の言及もあった。
そう言えばあったな、と所在を検索しDVDを取り出してみる。初見。

閉鎖空間。しかも宇宙。
ダメかも、でも何とかしなくてはのせめぎあいの中で必死の帰還を試みる。
宇宙空間へと帯を解いた同僚の飛行士が船外の窓をたたく音に我に帰る。
混濁した意識の中からやるべきことに覚醒する。

なんとか帰還する。
海中に落下した船から海面に浮かびあがり大気を心行くまで吸い込む。
海岸近くのようで岸にたどり着く。
起き上がる。地球の重力を全身に感じる。
生還したことの感覚が見ている私にも伝わる。

「オデッセイ」もそうだが、これってロビンソン・クルーソーの宇宙版かなと。

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原題 GRAVITY
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 91分

監督 アルフォンソ・キュアロン

キャスト
ライアン・ストーン サンドラ・ブロック
マット・コワルスキー ジョージ・クルーニー
　　　　　　　　　　エド・ハリス